1999年05月


05月06日(木)
朝から、打ち合わせのための資料作り。今回は、宮崎監督が描いた美術館のスケッチをカラーで載せることにする。画像が重すぎるため、コンピュータの動作が非常に遅い。しかもムゼオにはカラーコピーがないために、一枚一枚カラープリンタでプリントアウトをするのだが、これまた非常に時間がかかる。結局、一日では終わらず次の日もプリントアウト作業を続けることに。


05月07日(金)
今日も朝から資料作り。


05月10日(月)
この間、制作した美術館のスタディ模型に、草木と花を増やす総仕上げを行う。

建物、展示、運営など各担当が受け持つ作業内容の確認を行う。ショップとカフェに関しては検討の余地あり。


05月11日(火)
午後から建築会議。出来上がったスタディ模型を元に話が進められる。

日本テレビよりジブリへ、山田くん制作の陣中見舞い。赤坂プリンスから料理が運ばれビュッフェ形式のパーティが、ジブリBARと二馬力にて行われる。二馬力には、午後1時過ぎから準備のスタッフが入り、みんなそわそわしてあまり仕事にならず。6時過ぎから始まったパーティは、8時頃終了。食べきれなかったおいしいお料理は、当然のごとくみんなでお持ち帰り。


05月12日(水)
男性陣は午後2時から9時まで、打ち合わせに次ぐ打ち合わせ。

現在二馬力に間借りしている部屋のうち、真ん中の「女部屋」の席替え。今まで、壁や窓に向かって仕事をしていたのだが、話しづらいということで、2人ずつ向き合うことになった。

○○○○ルームの模型作り。安全性を考えて、床や壁の作りについて話あう。


05月13日(木)
展示、建築担当者で、お互いの作業内容の確認を行う。

建物屋上のデザインを宮崎監督に見せる。結果は……


05月14日(金)
安西さんの知り合いで、店舗設計をしている○○さんが来社。美術館のショップについて、いろいろと相談にのってもらうことに。

宮崎監督へ鰹の差し入れ。ムゼオも一緒にごちそうになる。


05月15日(土)
ネ○バ○の図面と○ボ○ト兵の模型制作。

建物内部の検討。


05月17日(月)
ネ○バ○の話を○さんに相談する。監督も加わり話がはずみ、最初の予定より大きくすることに。本当にできるのか?


05月18日(火)
大判セル画を作業室に運ぶ。分量がかなりあり、午前中いっぱいかかる。


05月19日(水)
10日の全体会議の続き。ムゼオ、ジブリ、財団、三鷹市との関係について、吾朗さんから説明を受ける。


05月20日(木)
午前中、宮崎監督の新しい家を見に行く。土壁の感じが柔らかく、暖かい感じの家。宮崎監督の部屋のドクダミと露草のステンドグラスが素敵だった。庭の池に亀を見つけたが、以前ジブリの前で見つけ、監督が連れて帰った亀らしい。確か名前は、亀次郎。

男部屋に新しくパソコンが入るため、またまた机の入れ替え。最近、席替えが多い。


05月21日(金)
午前中、作業室にて大判セル画の整理。


05月22日(土)
ジブリに新しく入った広報の西岡さんと、美術館の広報について話し合う。因みに西岡さんは、高橋さんの高校時代の同級生だとか。


05月24日(月)
展示担当者と社長とで展示の話合い。今回の話のメインは、1階企画展示室。他の部屋に関しては、おおよそ内容が決まっているのだが、この部屋についてはまだ内容決まらず。結局企画展示室に関しては、ジブリ作品に絡めたテーマを設定し、今までのアリモノを展示するのではなく、来た人に新しい発見をしてもらえるような展示を行うという方向性のみを決める。現在は常設展示室の準備に時間がかかるので、常設展示のめどがついたら、企画展示室の準備に取りかかることにする。


05月25日(火)
午後、宮崎監督と中庭について話をする。広くはないが、かといって何もなければちょっと寂しいという空間。何を置いたらいいのかずっと話合いをしてきたが、宮崎監督の提案で○○を作ろうということになった。実際に作ることが可能か、さっそく設計会社に確認をとる。


05月26日(水)
吾朗さん、盛田さんは朝から外出。


05月27日(木)
大型プリンタとスキャナが入る。試しにイメージボードをいくつかプリントアウトしてみるが、なかなかの出来だった。「これは使える」とみんな自分の好きな絵柄をプリントアウトすることを考えている。

午後、三鷹市との打合わせ。吾朗、盛田、西方の3氏が三鷹市へ行く。

宮崎監督がショップのイメージボードを描く。


05月28日(金)
午前中、粟野さん来社。いくつかショップのレイアウトパターンを元に話合いが進められる。やはり問題は、レジ待ちの列とショップに入る人と出る人の動線か。


05月31日(月)
消火器などの防犯セットで話が盛り上がる。どうせ置くなら目立つように置こうという話になる。