2005年04月


04月01日(金)
新年度ということで、閉館後に全社員がアトリエに集合。吾朗さんの奢りでおいしいご飯を食べながら懇親会を楽しんだ。
本日付でマンマユート団の新社長に就任した玉川さんからの挨拶で、会は締めくくられた。


04月03日(日)
東京国際アニメフェアもついに最終日。スタッフのがんばりでDVD「宮崎駿とジブリ美術館」の売れ行きも好調だったため、担当の深谷さんと田村さんはニコニコ顔だった。


04月04日(月)
海外からの小さなお客様が、ケーキハウスのトトロを見て「トトロ、トトロ」と連呼。スタッフは、トトロに対する愛着は万国共通なんだなぁと実感したそうだ。


04月05日(火)
生江さんらがユニフォームを整理。もう着られなくなってしまったものは、ボタンをひとつひとつ外していったのだが、その量は膨大になった。すると何を思ったのか、おもむろにそのボタンを急須に入れ始めた生江さん。いつもの箱に入らなくなったので、急須の中に保管しようと思ったそうだ。


04月06日(水)
今日で春休み最終日の学校が多く、美術館でも子どもたちの元気のいい声があふれていた。屋上でアリの行列を発見した小学生の一団は、行列をたどって巣をつきとめたようだった。


04月07日(木)
ホームページでアルバトスタッフの募集がはじまった。今回は、総務・運営・ショップ・カフェの各部署一斉に行う大型募集となった。ちなみに募集締め切りは4月27日 (水)書類必着です。


04月08日(金)
絶好の花見日和。井の頭公園の桜も満開で、平日にもかかわらず、公園からにぎやかな声が聞こえてきた。


04月11日(月)
あさってからショップでcapsule(カプセル)のCDを2枚販売するため、カプセルの中田ヤスタカさんとジブリの百瀬ヨシユキ監督が作ったというプロモーション・ミュージッククリップを店内のスクリーンでかける事に。タイトルは「ポータブル空港」と「スペースステーション№9」で、近未来感たっぷりのこの映像に対するお客様の反応が楽しみだと、担当の松下さんは準備に追われていた。


04月12日(火)
フィルムぐるぐるやシネマンなど、フィルム系のメンテナンスを行った。新しいフィルムに架け替えられたフィルムぐるぐるに、生江さんは「きれいですねー」と言いつつも目を閉じていた。

社員全員に向けた「アルプスの少女ハイジ展」の説明会が催された。初めて全貌を知るものも多く、参加者は三好さんからの説明に耳を傾け、それぞれの持ち場での展開に想いを巡らせていた。


04月13日(水)
トライホークスでのお話の会で、土屋さんが「素話」に挑戦。絵本を使用しないでお話を語る素話は、いつもより緊張してしまうそうだ。小さなお子様が多かったのだが、みんな話に夢中になって聞いてくれた。


04月14日(木)
石光さんが、6時半早々に制服から私服に着替えて事務所に現れる。
滝口さんに「お早いお帰りで」と突っ込まれてしまった石光さんは、「違う、これから夜のお仕事なの」と反論。
それを聞いていた皆は、どんなところに働きに行くのかと戦々恐々。
しかし、しばらく様子を伺っていると、どうやら、昼間着ている制服を脱いで「夜の残業」に気合を入れ直していただけだったようだ。


04月15日(金)
カフェデッキでは、冬の間、常設していたテントを片付けた。
店内からの見通しも一気によくなり、春らしい新緑を楽しむことができる。


04月18日(月)
天内くんが、薪割りをして事務所に帰ってきたところ、滝口さんは「薪割りかぁ」とつぶやきながらその真似事を始めた。
しかし、自分の手に封を開けた「せんべいあられ」を持っているのを忘れて振り被ったために「せんべいあられ」を頭上からかぶっていた。


04月19日(火)
GW明けに終了してしまう「ピクサー展」。この展示の記録映像を制作することになり、深谷さんと田村さんが担当に。
今日、仮に完成した映像をピクサーのスタッフにみてもらったところ、「よくできている」といわれ、二人はとても喜んでいた。


04月20日(水)
ラムネのワゴン販売が本日から始まる予定だったのだが、残念ながら雨で中止。明日は晴れますように。
ちなみに販売は9月までの予定で、色の付いた不思議球が入った空き瓶は、持ち帰ることができる。


04月21日(木)
美術館の外壁の柄をモチーフにしたTシャツが発売になった。
担当の郎君は、感慨深い様子だった。


04月22日(金)
ジブリが『ハウルの動く城』の音撮りでもお世話になった牧場から、ハイジ展で使用する予定の麦わらのサンプルが届いた。


04月25日(月)
広報の伊藤君が新婚旅行から帰ってきた。
旅先のイタリアでもっとも印象的な出来事を尋ねると、タクシーの中に大切な忘れ物をしてしまって、そのタクシーを探して警察を尋ねたところ、「そのタクシーは君を探し回っているよ」と逆に探されていることを告げられた。
とうとう、駅で、そのドライバーと再会することができ、うれしさのあまり、二人で肩を組んで写真を撮ったこと。とのこと。


04月26日(火)
土星座では、展示替休館明けの5月23日からは『くじらとり』を上映するため、字幕チェックが行われた。


04月27日(水)
デッキとパティオの花が替わった。


04月28日(木)
トライホークスでは、季刊のフリーペーパーを発行することになった。
編集担当は、室長の石光さんと広報の机さん。毎回著名人にお勧めの本を5冊から10冊挙げてもらい紹介するとのこと。
今日の入稿日を迎えて二人は真剣に原稿チェックをしていた。
「これでちょっと一息」と笑顔を見せる石光さんに対して、机さんは、「一息つく間もなく、次の打ち合わせをしようと、石光さんに厳しく言われた」とふーっと深いため息をついていた。
とはいえ、二人は新しいことに挑戦して生き生きとしている。
第一回目の発行は5月21日。