2004年12月


12月01日(水)
今年も2月に開催される三鷹市の駅伝大会に参加するため、駅伝部が始動した。参加者を募ろうと、伊藤監督とマネージャーの小林さんが告知をはじめた一方で、走らないけれど参加する深谷さんが肩書きにこだわり、「プロデューサー」などといろいろ提案をしたが全て却下され、結局「駅伝部総裁」に落ち着いたそうだ。


12月02日(木)
行く末が心配の駅伝部だが、かつて実業団チームの一員として走った経験のある豊村さんが、今年は美術館駅伝部として参加することになり、女子チームは期待できそうとのこと。


12月03日(金)
映写技師の岩井さんがお休みのため、西川くんが映写室に入って作業をしていたところ、何人かのお客さまに「今日はおじいさんいないのかな」と声をかけられたとのこと。岩井さんには子どもから大人までファンがいるようだ。


12月06日(月)
カフェの村上くんが来週から出す予定のクリスマスケーキの試作に励んでいる。「ハウルの動く城」をイメージしたこのケーキは、チョコとプレーンで二段になったシフォンに手がかかるそうだ。ちなみに、夕方吾朗さんが宮崎監督に試作品を持っていったとき、その芸術的な姿がスタジオ中で好評だったそうだ。


12月07日(火)
月はじめ最初の休館日ということで、2階事務所には、開館日ではやりづらいデスクワークをしている人が多かった。シフトの確認や請求書の整理などなど、細かいけれど重要な仕事だ。


12月08日(水)
北嶋さんの思惑通り、夕方暗くなってから威力を発揮する屋外のクリスマス照明が若いカップルを中心に大人気。一方、パティオにある木製トナカイの「トリスタン」は子どもを中心に好評だ。


12月09日(木)
落ち葉の季節なので、外エリアスタッフは手が空いたときに交代で葉っぱを掃く作業をしている。今年の葉は色づいているというよりは、すっかり枯れてしまった葉、といった印象のものが多いそうだ。


12月10日(金)
マンマユートでしか販売していない美術館オリジナルグッズ「『ハウルの動く城』アクセサリーケース」が好評だ。草野さんによると、「パーツが分解できるのがポイントで、組み立てるのが楽しいです」とのこと。


12月13日(月)
子どもの姿が多く、上昇海流を見て「これは散髪屋さんの原理やで」ともらす子や、フィルムぐるぐるの「華麗なる舞踏会」を見て、一緒にくるくるダンスをする子など、楽しい光景があちこちで見られた。


12月14日(火)
吾朗さんデザインによる美術館の年賀状が完成した。今年のイラストにも現在の企画展示「ピクサー展」と次回の企画展示のヒントが描かれている。


12月15日(水)
熱田さんが帰宅途中財布を忘れたことに気付き、あわててアトリエに戻ることに。途中で「買い物しようとまちまで、で・か・け・た・ら~♪」と元気にサザエさんの歌を唄う子どもに遭遇し、あまりのことに落ち込みもひとしおだったとのこと。


12月16日(木)
電話口で「之」の字を説明するのに困った机さんは、思わず「ゴンノスケの“ノ”です」と言ってしまい、それを聞きていた広報部メンバーの顔には「?」マークが浮かんでいた。


12月17日(金)
この一年で増えた美術館の部活チーム。フットサル部、バスケ部、登山部、駅伝部、卓球部などなどがそれぞれに活動納めをしていた。。


12月20日(月)
閉館後、天内君が企画した映画鑑賞会が開催された。女性にももちろん声をかけていたのだが、タイトルがタイトルだけに集まったのは男ばかり9人。こんな9人のために石迫さんはわざわざ映画館のリザーブ席を確保したそうな。鑑賞後はラーメン屋で感想などを話し合っていたのだが、何を思ったか天内君は「はい、これをいい方向に持っていこ!」と手をたたきながら皆を励ましていた。


12月21日(火)
引越しをした社員が多い一年だった中、横浜在住の深谷さんは引っ越し予備軍。入社当初から引越しをほのめかしていたものの、なかなか実行に移らない。さらに、最近は「横浜は週末にしか帰らないセカンドハウスだから」と開き直っているらしい。


12月22日(水)
石光さんと小林さんと天内君が中華料理の料理教室に行くことに。朝から天内君は張り切って、「タッパ!エプロン!」と指差し確認をしていたのだが、それを知った川村シェフに「料理なんて習いにいくもんじゃない、体で覚えるものですよ」とかっこいいセリフを吐かれていた。そんな川村シェフの夕食はビールだけとか。


12月23日(木)
畑にすっかりはまっている堀口さん。今日も「畑に行ってきまーす」と出かけ水菜をたくさん収穫したとのこと。


12月24日(金)
閉館後、次回企画展のためのフィルムの試写が行われた。

アトリエでは大掃除が行われた。中島さんや石迫さんは、普段お世話になっている喫煙ルームを気合をいれて磨いていた。一方、玉川さんと伊藤君は脚立を持ち出し蛍光灯をはずして掃除。普段体を動かすことに飢えているのか、張り切った掃除タイムになったそうだ。


12月26日(日)
今年最後の開館日。閉館後は、中央ホールで恒例の忘年会が開かれた。総合演出の深谷さんが、毎年恒例のバンド演奏やジャンケンゲームはもちろん、今年ならではの「韓流」やお笑いネタを駆使して大いに盛り上がった。ちなみに深谷さんによると、今年のテーマは「純愛」だったそうだ。


12月27日(月)
防災訓練が行われ、三鷹消防署の方々の指導の下、避難誘導や初期消火、応急救護法の訓練を行った。