2020年2月 


2.1(土)

・毎年この季節には、ごあんないじょカウンターに節分の豆が飾られます。その豆と一緒に登場する"起き上がり小法師"。美術館にくる子どもたち、海外からのお客様にも大人気です。スタッフからも大人気で「おはよう」なんて声を掛けている人もいます。そんな"起き上がり小法師"ですが、実はスタッフの手作りで、今年は新しい仲間たちも増えています。手作りのため、同じように作っていてもみんな微妙に違う表情をしています。作っているスタッフの間では、「作る人によって顔が変わって面白い!」「この子、笑ってるね!」など会話も弾みます。節分の季節になにやら新しい楽しみを見つけたスタッフでした。
20200201.jpg


2.2(日)

・デッキのお花のミモザが黄色い花を咲かせ始めて春の訪れを感じる女性スタッフ達。吉松さんがミモザについた虫を丁寧に取っています。「まぶしいくらいの黄色だよね。」「デッキの雰囲気も明るくなるね!」と話していると「だからこそ虫の卵は取らなくちゃです!」「この金色の色...私は胞子を取るナウシカ...。」とひとり独特の世界に入ってしまった吉松さんが今日もミモザの胞子を取り除いています。
20200202a.JPG20200202b.JPG


2.3(月)

・ショップに新しく3人のパートタイムスタッフが加わり、休憩時間のたびに質問ぜめにあっています。しかしそこは女性同士、年齢の話になると「えっと、干支は...」「流行っていたものは...」と、決して"数字"を言わない、謎の攻防、探り合いです。結局は同学年であることがわかったりして、キャッキャッとなんだか盛り上がっているのでした。


2.4(火)

・今年のアニメーション文化講座もいよいよ最終回。本日行われた東京国立近代美術館主任研究員の鈴木勝雄氏が語る「高畑勲アニメーションの背景画と美術史」は聴講の甲斐があるすばらしいものだったそうです。学芸チームは今年の講座も無事に終了しほっとしたようですが、来年にもどうぞお楽しみに。


2.5(水)

・夕方のカフェデッキで木枯らしが吹いた日、テイクアウトに小走りで女性のお客様がやってきました。「この麦茶すごく美味しかったです!」とわざわざ感想を伝えに来てくださった方にスタッフは思わず感動してしまいました。今日のような寒い日に麦茶を飲んで身体がとても温まったそうで、毎朝大きな鍋いっぱいに麦茶を作っているスタッフにとって、一番の嬉しい言葉でした。そのお客様の言葉を励みに皆で明日の準備にとりかかるのでした。


2.6(木)

・新型コロナウイルス感染症の影響で、急遽営業についての検討が行わることになりました。
しばらくの期間、この日誌もお休みになります。何卒よろしくお願い申し上げます。


2.22(木)

・三鷹の森ジブリ美術館は、2月25日(火)から3月17日(火)まで臨時休館することに致しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。