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第221回 子どもと映画

「子どもと映画」というテーマで取材を受けました。こんな大きなテーマで話すのは難しいですよね。どんな映画が子どもにいいかといわれても・・・(苦笑)。
「パンダコパンダ」は、36年前、高畑監督や宮崎監督らが自分の子どもたちのためにも良質なアニメーションを作ろう、TVアニメがSFもの・ロボットもの全盛の中で、子どもの日常生活に基盤をすえながらも十分に楽しむことのできる作品を作ろうと企図してできた作品です。
子どもたちが、実生活において、自分の身のまわりにおこる何でもないようなことにも目を光らせ、なんでもワクワクと楽しんで欲しいという願いがこめられています。
主人公のミミちゃんは、パンダ親子と出会っても、洪水であたり一帯が水浸しになっても、それらを目一杯楽しみます。小さなことでも、たとえば、パンちゃんのミルクの飲み方を真似して喜び、逆立ちをしては大笑い!
とにかく、ミミちゃんがよく口にする言葉が、「ステキ!」。
ミミちゃんはお話の中の理想化された女の子かもしれません。でも、ミミちゃんを見ていると、何気ない日常生活の中に、おもしろいものやきれいなもの、まさに「ステキなもの」がいっぱいあることに気づかせてもらえます。
「パンダコパンダ」は、ぜひ子どもたちに見せたい映画ですね。そして、大人にも見て欲しい。きっと何か忘れていたものに気づかされると思います。