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第231回 映画の品は美術で決まります

3月16日に三鷹市芸術文化センターで「三鷹の森アニメフェスタ2008」を開催します。毎年参加しているイベントで、午前中は、「アニメーション古今東西」と題して短編アニメーションをいくつか選んで紹介しています。今年は「空想とアニメーション」というテーマで7作品を選び出し、ご紹介します。
午後は、例年ゲストを招いて、映画鑑賞とトークショーを行っています。去年はジブリ美術館ライブラリー旗揚げの時期でもあったので『春のめざめ』を上映し、俳優の阿部サダヲさん、作家のあさのあつこさんを招いて、この作品のテーマである「思春期」を題材にお話を聞きました。
今年は映画美術監督の種田陽平さんをゲストに迎えます。種田さんは、岩井俊二監督の『スワロウテイル』『花とアリス』や、タランティーノ監督の『KILL BILL vol.1』などの美術を手掛け、押井守監督の『イノセンス』にも参加しています。2007年には『THE 有頂天ホテル』『フラガール』を手掛けられ、今最も活躍している映画美術監督です。
最新作は2008年6月公開予定の三谷幸喜監督『ザ・マジックアワー』。私はこの作品の撮影中にスタジオをお邪魔してセットを拝見したことがあります。大きなスタジオに、ある街角がすっかり作られていたのにビックリしました。建物の中に入ると、またビックリ。部屋の家具や備品の一つ一つにこだわりがあって、中にはわざわざ特注のネーム入りの便箋とか、こんなものまでちゃんと作るんだぁとあきれたものも(笑)。
そこで、映画美術のこだわりを種田さんに話してもらおうと企画しました。宮崎駿監督は「映画の品は美術で決まります」と言っています。実写映画とアニメーションという違いはあれど、根本は同じはず。きっとタメになる話が聞けることと期待しています。
しかも、現在スペシャルゲストに吾朗さんにも登場してもらおうと計画しています。実写とアニメーション、それぞれの立場から映画美術を語ってもらおうと。そして現在、二人はある企画を一緒に仕事しています。その話もしてもらう予定です。
「三鷹の森アニメフェスタ2008」は、事前申込制(抽選)ですので、ふるってご応募ください。