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館長日誌 7月

第111回 たとえ全館停電でも・・・(2007.07.02)

7月4日に「ゲド戦記」のDVDが発売になります!ショップ「マンマユート」でも発売に合わせてコーナーを作る予定で、今日もディスプレイの最終打ち合わせが行われました。
それでディスプレイは決まったのですが、なんと明日は定期点検のためにジブリ美術館は全館停電!前々から判っていたこととはいえ、つい「明日が停電でなければねぇ~」と担当者がつぶやく声が聞こえてきました。
電気がつかない中で作業が出来るのか?最近のムッとした梅雨特有の蒸し暑さの中で、空調もなく耐えられるのか?
大丈夫です!ジブリ美術館は美術館の常識を破って“光と風”が差し込む美術館です。日の光が色彩豊かなステンドグラスを照らし、窓を開ければ緑のにおいとともに風が館内に舞い込んでくる。ジブリ美術館の魅力の一つです。
そしてこういう場合にも、窓から差し込む光でもって停電でも作業が出来ますし、心地よい風さえ入れば、汗をかきながらでも健康的に体を動かすことが出来るでしょう。美術館のスタッフは自然とともに働くのです(笑)。
こんなこと書いているとショップのみんなに怒られるかなぁ~。
私としては、どしゃ降りの雨や、風のないムッとした暑さにならないことを祈るばかりです!




第112回 ジブリ美術館ライブラリーが大阪へ進出!(2007.07.03)

今週の日曜日に大阪へ行きます。大阪にも、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーが進出するんです。7月21日の「アズールとアスマール」の公開は、シネマ・アンジェリカ(渋谷)、立川シネマシティ、そして、大阪シネ・ヌーヴォ(http://www.cinenouveau.com)の3館でスタートします。
「アズールとアスマール」は試写会で、ものすごく評判が高くて、もっと多くの劇場でかけたい位ですが、8月以降に順次兵庫、名古屋、福岡などへ回っていきますので、少々お待ちください。
大阪の皆さんにはいち早くお届けできますので、是非この機会にミッシェル・オスロ監督が描いた素晴らしいアニメーションを見ていただきたいと思います。
私が大阪へ出張するのは、公開に先駆けて7月8日にイベントがあり、そこに参加するためです。内容は以下の通りですので、時間のある方、是非立ち寄ってみてください。

●『アズールとアスマール』関西プレミア上映会
日時:2007年7月8日(日)
時間:『アズールとアスマール』・11:30・2:20    
トークショー1:20
トークゲスト:三鷹の森ジブリ美術館館長 中島清文
会場:大阪歴史博物館(地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」9号出口前 TEL.06-6946-5728)
前売1500円近日発売(シネ・ヌーヴォ、シネ・ピピアと共通チケット)
当日券:一般1800円、学生1500円、高・中・小・幼(3才以上)・シニア1000円
主催:シネ・ヌーヴォ、三鷹の森ジブリ美術館
協力:大阪歴史博物館、NPO法人コミュニティシネマ大阪
お問合せ:TEL.06-6582-1416(シネ・ヌーヴォ)




第113回 ゲド戦記DVDにサプライズプレゼント?(2007.07.04)

一昨日のブログにて、全館停電の中でゲド戦記DVDのコーナーを作るショップの話を書きましたが、無事ディスプレイは完成。今日から発売を開始しました。
昨日の夕刻には吾朗さんも現場を訪れ、ディスプレイをチェックするとともに、頑張るショップのみんなを後押しするためにプレゼントを置いていってくれました。
そのプレゼントとは、吾朗監督直筆の絵入りサイン色紙!

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ショップでは頂いたサイン色紙をどう有効に使うか検討した結果、ゲド戦記特別収録版(4枚組7,875円)をお買い上げの方にプレゼントしようということになりました。しかも、いっさい告知をせず、買ったら付いていたというサプライズ・プレゼント!
ところが、DVDコーナーで立ち止まっているお客様の一人に話をしてしまったら、次々と広まり、あっという間に今日の分の色紙がなくなってしまいました。担当のM嬢はそれを見てホクホク顔!どうも店頭でお客さんに話をしたのはM嬢の策略だった模様?
ということで、サプライズでもなんでもなくなってしまいましたが、8日(日)まで毎日数量限定でプレゼントしています。期間中にジブリ美術館へ来る予定の方は、この機会にゲド戦記DVD特別収録版をぜひお買い求めください。




第114回 あくしゅ!(2007.07.05)

「アズールとアスマール」の公開が近づいてきました。今回はシネマ・アンジェリカ(渋谷)、立川シネマシティ、大阪・シネヌーヴォの3館で7月21日同時公開です。
今日は、もろもろ打ち合わせのために立川シネマシティへ行ってきました。そして、出迎えてくれたのが、このポスター!

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三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーとCINEMA CITY がコラボを組んだことを告知するポスターです。“あくしゅ”という文字がいいですよね!
そして、その横には「アズールとアスマール」。入口横の一番最初に目に付くところに貼ってくれていました。外には喫煙スペースがあり、タバコを吸いながら見てくれている人も相当多いのでは!(笑)
実はこの写真はCINEMA TWOの建物ですが、実際に上映が予定されている駅前のCINEMA CITYの方でも、立川駅直通のデッキから見えるショーウィンドウに同じものが貼ってありました。
ご担当者曰く、「このウィンドウには今ハリウッド作品とかのポスターは一切貼ってませんから!ジブリ美術館ライブラリー一本をフューチャーしています!」と、力強いご説明。ご担当者が相当盛り上げてくれています。
こうやって盛り上げてくれる人がいると、ジブリ美術館ライブラリーが立川に定着する日もすぐにやって来ると確信して帰ってきました。




第115回 素人だから・・・(2007.07.06)

海外出張中のT氏からメールで報告がありました。「現地でミーティングを持った映画の買付・販売の担当者が、『春のめざめ』を劇場で一般公開したことにとても驚いていた」と。
アート系のアニメーションで、しかも約30分の短編。確かに普通は劇場公開は難しい作品です。公開前に配給関係者にヒアリングしたら、「そんなの配給するのは、油をかぶって火の中に突っ込むようなものだ」と言われたし、ペトロフ監督自身も「普通は映画祭で上映されたら、あとはDVDになってしまう」と言っていたのを思い出しました。
それでも4週間、1日7回上映して、お客さんが切れることがなかったのですから、これはやっぱりすごいことだったんですね。スタジオジブリの鈴木プロデューサーからは、「素人だからできたこと。プロだとやる前からあきらめるが、素人だから必死に何とかしようとした結果だ」と言われました。そしてまた、「これからも、けっして素人感覚を失ってはいけない!」と戒めの言葉も頂戴しました。
「春のめざめ」は7月18日にブエナビスタ・ホームエンターテインメントからDVDが発売されます。劇場で見られなかった方も、ぜひDVDでご覧になってください。DVDの方も素人なりに頑張ってやっていきます。

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第116回 手作り看板にビックリ!(2007.07.09)

大阪へ行ってきました。昨日は大阪歴史博物館でプレミア上映会があり、挨拶しろと言うことなので登壇して話をしてきました。私の話が物足りなかったのか、予定に無いにもかかわらず、質疑応答の時間まで作られてしまい、アドリブに弱い私としては、一番そこで汗をかいた次第です(笑)。
しかし、その時に質問に立っていただいた方から、「チラシのデザインがいいですねぇ!今まで見たチラシの中で一番イイ!」とお褒めの言葉を頂きました。制作に携わった方々にこの場を借りてお伝えしたいと思います。(読んでるかなぁ・・・?)
さて、その後、「アズールとアスマール」を上映予定の“シネ・ヌーヴォ”さんに寄らせてもらったのですが、手作り感あふれる劇場ですごく良かったです。
まず感心するのが、地下鉄「九条駅」を降りてから曲がり角ごとに、いろいろと凝った造形の看板があること。ものの5分程度の距離ですが、これを見つけながら映画館へたどり着ける仕組みになっていて、初めて行く方には一つの楽しみかも!

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「電柱を占有している看板の数々」

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「入口はバラのオブジェで装飾されてました!」

そして、劇場も、シネコンのシステマチックな仕組みとは違い、とてもアットホームな雰囲気で、とても居心地がいい。それは場内の雰囲気もそうだし、スタッフの皆さんの立ち振舞いの様子も含めて、すべてが手作り感にあふれ、人間味豊かに感じられました。

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代表の景山さんの映画好きが高じて出来た映画館だけに、本当に映画の好きな人々が集う場所なんだなぁと感じました。そんな素敵な場所で、7月21日から「アズールとアスマール」公開です!




第117回 公開初日プレゼント!(2007.07.10)

今日、スタジオジブリの小冊子「熱風」7月号が刊行になりました。今回の特集は「アズールとアスマール」。
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一橋大学大学院でイスラム地域研究をされている内藤正典教授、東京大学大学院のアニール・セルカン教授、ブロードキャスターのピーター・バラカンさん、作家のいしいしんじさんが文章を寄せてくれています。
さらに、ミッシェル・オスロ監督と高畑勲監督の対談も掲載されています。題名が「上機嫌な映画」。1時間半に及んだ対談を上機嫌で楽しまれたお二人。名監督同士、映画にかける熱い想いを語られています。ぜひ、読んでみてください。

「熱風」はジブリ関連書常設店で手に入れることが出来ますが、ここでプレゼントのお知らせです!公開初日にシネマ・アンジェリカ(渋谷)にご来場していただいた方にはもれなく、この「熱風」7月号を差し上げます。
加えて、東京・京橋にある明治製菓100% Chocolate Caféの好きな飲み物一杯と引き換えられる招待券もプレゼントします。こちらのプレゼントは公開初日と2日目、同じくシネマ・アンジェリカ(渋谷)にご来場していただいた方に差し上げます。


なお、100% Chocolate Caféでは、「春のめざめ」に引き続き、「アズールとアスマール」の公開にあわせて、特別メニューを考えてくれました。ジブリ美術館ライブラリーとチョコレートライブラリーのコラボ第2弾です。
7月18日から31日の間、100% Chocolate Caféのお店で、「アズールとアスマールのフローズンチョコレート」(価格550円/1日限定30食)が販売されます。
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中東の伝統的なスパイスの効いたフローズンチョコレートをこの機会に味わってください。




第118回 宣教師ザビエル?(2007.07.11)

昨日のブログで、シネマ・アンジェリカ(渋谷)での公開初日のプレゼント(熱風7月号と100% Chocolate Caféの無料ドリンク券)について書きましたが、シネマ・アンジェリカでは公開初日の第1回上映のあと、舞台挨拶があります。
登壇するのは、アズールの声を担当した浅野雅博さん、アスマール役の森岡弘一郎さん、シャムスサバ姫の岩崎響さん、そして日本語版監修・翻訳・演出の高畑勲監督の4人です。
日本語吹き替え版の制作に当たっての苦労話、ウラ話などが聞ける稀な機会だと思います。ぜひ公開初日第1回上映(於:シネマ・アンジェリカ)にお越しください。私個人としては、おしゃまでかわいらしいシャムスサバ姫の声を演じた岩崎響ちゃんに会えるのが楽しみです。
そして、その司会進行を私にやれと言う打ち合わせ会が今日ありました。これまでこの種イベントの司会進行はスタジオジブリの西岡広報部長がやるものと相場が決まっていたのに、「今回はなぜ私か?」と担当者に問うと、ライブラリーの活動に関しては館長の口から触れてもらう必要があるからとのこと。態の良い理由で引き受けさせられました。
最近はこういう役回りを引き受けすぎて忙しくなっており、鈴木プロデューサーからは「楽しい仕事ばかりしてる」と叱責されるし、西岡部長からは「スポークスマン」と揶揄されています。が、私としてはライブラリー活動を布教する”宣教師ザビエル”だと自称しているのでした(笑)。




第119回 翻訳絵本「アズールとアスマール」(2007.07.13)

「アズールとアスマール」の公開にあわせて、同名の翻訳絵本が発売になります。エキゾチックな色彩美、アラベスク調装飾の美しさ、そして胸おどる冒険ファンタジーの面白さに、子どもから大人までワクワクドキドキしながら楽しめる絵本です。この絵本を担当したのがI嬢。Iさんはこの7月からジブリ美術館ライブラリーのチームに参加してくれています。その彼女の机の上がすごい!昨日、たまたまIさんが席をはずしていた時に通りかかったのですが、全く机の表面が見えない。書類その他が机一面にあふれていたのです。同じくそれを見た鈴木プロデューサーは、得意の筆文字で一言。『仕事とは整理整頓』 絵本の話に戻ると、定価は2,100円(税込)、7月21日に徳間書店から発売です。ぜひお買い求めください。
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併せて、7月16日から南青山のBOOK246(港区南青山1-2-6)で、『アズールとアスマール』の特別展示があります。「旅」をコンセプトにした書店、BOOK246店舗内にて、映画『アズールとアスマール』コーナー展示を実施します。エキゾチックな色彩の映画のミニ写真展と、その世界観をより楽しむためにセレクトされた本が並びます。映画の舞台であるイスラム世界を知る本、監督ミッシェル・オスロを知る本、そして、翻訳絵本「アズールとアスマール」など。BOOK246で、映画『アズールとアスマール』の世界を感じてください。




第120回 台風エネルギー!?(2007.07.16)

三鷹の第4小学校で毎年行われている“むらさき祭り”の野外上映会。校舎に垂らした白い幕に映画を映し出し、みんなで校庭にシートを引いて見ます。校庭に数百人が所狭しと座って映画をみている光景はとても情緒があって楽しい催しです。
例年、ジブリ美術館ゆかりのアニメーション作品を上映してくれています。そこで今年は、公開前ですがプレミア上映会ということで「アズールとアスマール」を上映してもらうことにしました。
ところが、上映会は15日の夜に予定されていましたが、台風の接近で急遽延期。代わって、16日午前11時から体育館で上映することになりました。直前の予定変更だったのでみんな集まってくれるのか、誰も来ないのではないかと不安でしたが、そんな心配をよそに、子どもたちが朝から集まってくる集まってくる。キャパシティいっぱいいっぱいの450人も来てくれました。地元の方々の連絡網のすごさを感じました。

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冒頭、挨拶をしてくれと言うことだったので話をしたのですが、子どもたちは元気いっぱい!台風で外に出られず持て余していたエネルギーをここぞとばかりに爆発させていました。ゆえに、私がジブリ美術館ライブラリーの話をしてもだれも聞いちゃいない。兄弟や友達と話をするのに夢中!私は早々に話を切り上げた次第です(笑)。
ところが、映画が始まるとみんな“しーん”。小さい子どもたちも黙って画面に食い入るように見ていました。みんなきっと楽しんで見てくれたことと思います。「アズールとアスマール」はぜひとも多くの子どもたちに見てもらいたい作品です。




第121回 細い体のその奥に・・・(2007.07.17)

ジブリ美術館のミュージアムショップ「マンマユート」では、DVDやCDのコーナーを拡充して、ジブリ作品はもとより、その時々のテーマに合わせてアニメーション作品を紹介しています。そして、明日からはジブリ美術館ライブラリーも5タイトル揃うことから、ライブラリー作品も精力的に紹介していきます。
ショップの担当者は大変です。つい2週間前に「ゲド戦記」のDVDの特集をやったばかりなのに、今度はライブラリーの新作DVD「春のめざめ」の特集です。2週間でディスプレイの入れ替えですから・・・。
でも、担当のM嬢はそんなことでへこたれません!「バッチリ紹介しますから!」と言って、朝から作業をしてくれていました。
かと思うと、M嬢はお昼過ぎには五反田にある試写室に出現し、ジブリ美術館ライブラリーのラインナップの紹介映像の初号試写もしっかりチェック!
「このラインナップ映像と『春のめざめ』の予告編とを交互に流して、しっかり紹介していきましょう」と力強い言葉を残し、またジブリ美術館へ帰っていきました。
細い体のどこにそのタフさがあるのかと、居合わせたみんなで感心したのでありました。

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「ディスプレイ準備中!壁には春のめざめのコピーが!」
恋をする
 16才の少年アントンが好きになった相手は、
 同じ年頃の少女パーシャと、
 そして、もうひとり・・・25才のセラフィーマ。




第122回 言葉遣いには要注意!(2007.07.18)

昨日のブログでは頑張ってくれていると褒めたばかりのM嬢が、今日のショップの朝礼で大失言をしました!今日から「春のめざめ」他のDVD発売に合わせてキャンペーン・プレゼントがあるのですが、その連絡を彼女がスタッフ全員に向けて話していた時のことです。
「ジブリ関連のDVDを買っていただいた方には、特製ワッペンがつきま~す!」
「中でも、ジブリ美術館ライブラリー5タイトルのうちいずれかをお買い上げの方には、更に、特製クリアファイルがつきます。これは、ジブリ美術館だけです。」
ここまでは良かったのですが、
「そして、『春のめざめ』を買ってしまった方には(?)、更に、ポストカードも差し上げます」と・・・。
これを聞いて、「何ということを言っているのか、“買っていただいた方”だろ!」と思わず詰問すると、M嬢はまったく悪びれず「ワザとですよ。ワ・ザ・と!そうすると印象付けられるじゃないですか」と、苦しい言い訳。
まあ、このポストカードは枚数に限りがあるものなので、キッチリ伝えたかったのでしょう。M嬢の日頃の頑張りに免じて、ここは言い訳の通りなのだろうと了解してあげたのですが、くれぐれも言葉遣いには注意しましょう!

なお、本日発売の4タイトル「春のめざめ」「キリクと魔女」「プリンス&プリンセス」「ベルヴィル・ランデブー」には、初回製造版に限り、プレミアム映像「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー誕生ものがたり」のDVDが付いています。
ジブリ美術館の過去の企画展示「ノルシュテイン展」「ピクサー展」「アードマン展」の様子や、第1回配給作品「春のめざめ」、そして今週末公開の「アズールとアスマール」の劇場公開に向けての舞台裏の映像などが収録されています。
そして、目玉は、今までカメラの入ったことの無いジブリ美術館の“スタッフ休憩室”が出てきます。そこには、ジブリ美術館のお宝が・・・。これは本邦初公開です!
身内ではなかなか評判の良いプレミアム映像です。こちらもぜひ見ていただきたいと思います。




第123回 「アズールとアスマール」公開迫る!(2007.07.19)

ついに、「アズールとアスマール」の公開が明後日に迫ってきました。今日は、私の頭の整理のためにも、公開に向けての情報を整理してお伝えします。

7月16日~ 南青山の『BOOK246』でパネル展示展開中です!
7月18日~ 京橋『100%Chocolate Cafe.』にて、スペシャルメニュー「アズールとアスマール」のフローズンチョコレート(\550)発売中!(~7月31日まで)

7月21日 公開初日。シネマ・アンジェリカ(渋谷)、立川シネマシティ、シネ・ヌーヴォ(大阪・九条)にて公開します。
シネマ・アンジェリカでは、初回上映後、『舞台挨拶』があります。登壇するのは、日本語吹替版を演出した高畑勲監督、声の出演の浅野雅博さん、森岡弘一郎さん、岩崎響さんです。
また、シネマ・アンジェリカでは『初日プレゼント』もあります!“スタジオジブリの小冊子 熱風7月号”、“特製クリアファイル”、“100%Chocolate Caféの無料ドリンク券”の3点セットです。(100%Chocolate Caféの無料ドリンク券は22日も配布予定です。)

7月24日 シネマ・アンジェリカで、『スペシャル・トークイベント』があります。毎週火曜日、最終上映(19:30~)の冒頭にゲストをお招きしてトークショーをやります。第1回目はエルフの妖精の役で声の出演をされた本名陽子さんです!

これ以降も夏本番に向けて色々とやっていく予定です!ぜひ、この夏は「アズールとアスマール」を見に来てください、




第124回 いよいよ明日公開!(2007.07.20)

海の向こうは、不可思議の国だった。

アラビア人の乳母ジェナヌの子守唄で、
まるで兄弟のように育った
青い瞳のアズールと黒い瞳のアスマール。

大きくなって乳母の歌っていた子守唄の国を訪ねるため、
アズールは、遠く海を渡る。
しかし、この国の人たちはみんなが黒い瞳で、
アズールの青い瞳は不吉の”呪われた目”だった-。

かつて栄華を極めた中世イスラムを舞台に、
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロが描く
少年の自立と成長と融和の物語。

『アズールとアスマール』

明日21日、ついに公開です。
今晩の日テレ「NEWS ZERO」では、先日スタジオジブリで行った在日外国人試写会の模様が紹介される予定です!まさに"海の向こう"へ渡ってきた人たちの感想が聞けることと思います。彼らがこの映画からどんなことを思うのか?参考までに、こちらもご覧ください!

「アズールとアスマール」は、美しくて、楽しくて、心がちょっぴり豊かになれる映画です。
皆さんでぜひ見に来てください!よろしくお願いします。




第125回 シャムスサバ姫にメロメロ!(2007.07.21)

「アズールとアスマール」の公開初日。シネマ・アンジェリカ(渋谷)では、高畑勲監督、アズール役の浅野雅博さん、アスマール役の森岡弘一郎さん、シャムスサバ姫役の岩崎響ちゃんの4名の方の舞台挨拶がありました。
日本語版の監修・翻訳・演出を手掛けた高畑勲監督は、先日フランスに行かれてミシェル・オスロ監督と会われたばかり。そこでもまた、オスロ監督が日本語版を高く評価してくれていたことを披露してくれました。
そして、浅野雅博さん、森岡弘一郎さんは、それぞれ舞台や海外ドラマで活躍されていますが、それらとはまた違ったアニメーションの吹替えの難しさ、特に、アラビア語との連続性を保つことの難しさなどを語ってくれました。それにしても二枚目の二人。舞台の真ん中に立ち並び、花がありました。
しかし会場の人気をさらっていったのは、シャムスサバ姫役の岩崎響ちゃん。まだ8才の女の子。吹替えの演技のはまり方も素晴らしかったけど、挨拶もハキハキとしていてとても上手でした。ニコニコと笑顔で話す姿が愛らしくて、会場で見ているみんなまで伝染してニコニコしてました。
そして、彼女の暴露話がケッサク。シャムスサバ姫役に決まったときのことを質問したら、連絡があったときは彼女はもう布団に入っていたそうです。けれど、下の階で、お母さんが電話をしていて、『信じられな~い!』と大きな声で叫んでいるのが聞こえてきた、と。会場は大爆笑でした。
8才にしてエンターテイナーぶりも発揮。私はすっかりファンになってしまいました!

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第126回 この夏は、動く絵画で!(2007.07.23)

ジブリ美術館のショップでは、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー「春のめざめ」DVDのコーナーを作って販売展開中。また、井上直久さんの「イバラード時間」のDVDも前面に出して販売中です。いずれも順調な滑り出しで売れています。
とにかく、どちらも絵が美しい。
「春のめざめ」は何度もこのブログで書いていますが、思春期の少年が二人の女性の狭間で揺れ動く、その心のうちを印象派絵画のタッチで描いています。美しい油絵が動くアニメーションです。
一方、「イバラード時間」は、ジブリ美術館のオリジナル短編映画「星を買った日」の原作者井上直久さんの独特な「イバラード」の絵の世界が、初めてDVDになりました。
先日、井上さんとお話をする機会が会ったのですが、絵を動かす喜びを感じられたらしく、「一度やったら、またやりたくなっちゃいますね」と仰っていました。
「春のめざめ」と「イバラード時間」。この夏は、動く絵画を堪能してみましょう!

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「Bunkamuraにて井上直久新作展開催中です。29日まで!」

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「21日にはイベントもありました。」




第127回 本名陽子さんとトークイベント(2007.07.24)

シネマ・アンジェリカ(渋谷)にて、毎週火曜日の最終上映の前にスペシャルトークイベントを実施します。第1回目は本名陽子さん。
エルフの妖精の声を担当していただいたご縁で、出演してもらいました。しかし、控え室で本名さんと「今日はどんな話をしましょうか?」と話をしていた時に、ちょっとやりにくい問題があることが発覚!
というのは、本名さんが担当したエルフの妖精は、映画のクライマックスで登場してくる、とっても大事な役どころなのです。しかし、その役について話をしてしまうと物語の面白さを半減してしまう惧れがある!これから映画を見るお客様に種明かしをしてしまうわけにはいかない。
じゃぁ、何を話したらいいんでしょうねぇと二人で顔を見合わせたのでした。
とはいえ、本名さんはジブリ作品に何度も登場してもらっています。「おもひでぽろぽろ」「耳をすませば」の頃の思い出話、今回の収録で久しぶりに会った高畑監督のこと、などなど語ってもらいました。
もちろん、「アズールとアスマール」のことも話をしてもらったのですが、突っ込んで聞いてしまったのが、『アズール君とアスマール君のどちらの方がお気に入りか?』ということ。
なぜこの質問にこだわったかは、映画を見ていただくと判ります。
本名さんはどちらかというと力強さを感じるアスマール君がお好きだそうです。

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「本名陽子さんと、緊張して汗をぬぐう私。」

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「本名さんはしっかりとご自分のコンサートの宣伝もされてました。
8月30日 中野サンプラザ 井上あずみさん、木村弓さんと共演です!」


追伸:来週31日(火)は、タワレコの馬場敏裕さん。サントラCDのご意見番登場です!




第128回 「ぴあ」満足度ランキング第1位獲得!(2007.07.26)

本日発売の「ぴあ」の最新映画満足度ランキングにおいて、「アズールとアスマール」が今週の第1位になりました。上映中全体の総合ベスト10でも第7位にランクされました。これは、劇場で見ていただいたお客様の声に基づく出口調査の結果であり、大変うれしいことです。
「アズールとアスマール」は、見てくれた人は必ず「いい映画だ」と言ってくれていたので、それが裏付けられた結果です。
掲載されたお客様の声では、「色鮮やかな映像」「ユニークで明快なストーリー」「幻想的な音楽」「異国情緒ある文化的な要素」「押し付けがましくないメッセージ性」などをそれぞれの言い方で評価してくれています。そして、ある人の言葉。
「アニメの映像でこんなに見せることが出来るなんて感動!」
そうなんです。アニメーションという枠を超えて、大人にも子どもにも楽しんでもらえる映画なのです。まだの人は、ぜひ見に来てください。

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第129回 この夏は、いざ、モロッコへ!(2007.07.27)

ジブリ美術館のカフェ「麦わらぼうし」では、「アズールとアスマール」の公開に合せて、モロッコ料理の“タジン“をメニューに加えています。その名も「夏野菜と鶏肉のタジン(クスクス付き)」です。
アズールが海を渡っていった国の設定は、北アフリカのマグレブ地方、まさにモロッコを含む地域です。
タジンはモロッコの家庭料理で、肉や野菜を煮込んだ、いわゆるシチューですね。クスクスは映画の中でも出てきますが、小麦で出来ているそぼろ状の食べ物で、モロッコでは肉やスープと合せて食べるものです。
タジン鍋というトンガリ帽子型のテラコッタ製の土鍋で出せればいいのですが、うちはモロッコ料理専門店ではないので、そこは「麦わらぼうし」らしい、かわいい盛り付けになってます。
そして、今日お昼に食べたのですが、館長が言うのもなんですが、「おいしい!!」
とはいえ実をいうと、ひとくち目は、私にはちょっと味が薄いかなと思ったんです。ところがですよ、2口、3口と食べ続けていると、ナスやニンジンといった野菜に味がしっかりしみこんでいるし、スープも程よい辛味があって、結果としてはちょうど良い味付けなんですね。とても食が進むんです。クスクスとのバランスもよくて、ペロリと平らげてしまいました。そして、おもわず「おかわり!」と言いたくなりました(笑)。
当然のことかもしれませんが、数日ねかせたスープでもって、野菜と鶏肉を数時間かけてキッチリ煮込んでいますから、素材の良さを損なわずに味がしっかりしみこんでいるんです。
「麦わらぼうし」に立ち寄られたら、“夏野菜と鶏肉のタジン(クスクス付き)”をぜひ食べてみてください。

また、「アズールとアスマール」はマグレブ地方の風物をオスロ監督がこだわりを持ってキチンと描います。その辺もぜひチェックしてみてください。食べ物や衣類など、アラビアの文化に興味が湧くと思います。人によっては、この夏モロッコへ、行きたくなるかもしれませんよ!




第130回 トトロの折り紙はその場で!(2007.07.30)

東京都現代美術館で「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」が大盛況です。「となりのトトロ」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」で美術監督を務め、ジブリ作品の重要な場面の背景画を描いてきた男鹿和雄さんの原画600点以上が展示されています。
1点1点の絵を見ては、その素晴らしさに感嘆しますよ。また、展示レイアウトが上手にされていて、作品ごとに、トトロならトトロの、もののけ姫ならもののけ姫の、世界観に浸れる展示になっています。ジブリファンには垂涎ものではないでしょうか(笑)。
そして私のおすすめは、音声ガイドを聞きながら鑑賞すること。作品ごとに音楽が入り、パッと頭に映画のシーンを思い起こせます。そして、鈴木プロデューサーや田中直哉スタジオジブリ美術部長などの制作時の裏話が入っていて、これを聞いていると、アニメーションにおける背景美術のこと、制作上のこだわりなどが聞けて、さらに絵を見る関心が深まります。
それぞれ話が長いのが難点ですが(笑)、立ち止まって聞く必要はありません。絵を見ながら聞いていくと、ちょうどいい長さで、順路を進んで行けます。ぜひお試しください。

ちなみに、トトロ折り紙で遊ぶコーナーが別途あるのですが、この折り紙、大人でもそう簡単には折れません。説明書を見ながらでも難しい。ある人は、折り紙をもらって帰ってきたのは良いのだけれど、説明書が無くて全くできませんでした。そして、周りの人へ順々と回っていったのですが、誰一人折ることが出来ず、一言。「もう一度行って説明書をもらってこないと!」
ぜひ、その場でチャレンジしてください。




第131回 テリー伊藤×千原ジュニア トークイベント決定!(2007.07.31)

「アズールとアスマール」を上映しているシネマ・アンジェリカ(渋谷)では、毎週火曜日の最終上映の前、7時30分から「スペシャルトークイベント」を行っています。毎週ゲストをお招きし、「アズールとアスマール」に絡めて、いろいろと話をお聞きしようという企画です。
実は、このゲストに、テリー伊藤さん、千原ジュニアさんをお招きできることになりました。ご縁があって、お二人に別々にお声をかけていたのですが、ほぼ同時に(本当に数時間違いで)、お二人から「8月14日なら行けますよ」という回答が来たんです。
これはうれしいと同時に、折角毎週やっているのに、よりによって同じ日を指定してくるなんて・・・と、困りましたね。しかも、この日は私がお休みをもらう予定の日。家族で出かける予定だったのに・・・。
でもすぐ決めました。逃す手は無い。どちらか一方にするなんて選択肢はない。お二人がよければ、お二人の対談で行こう!
それぞれ鋭い視点と独自の感性をお持ちのお二人に、「アズールとアスマール」の魅力について大いに語って頂きたいと思います!
日時  8月14日(火)19:30~
場所  シネマ・アンジェリカ(渋谷)
お問い合わせは、シネマ・アンジェリカ(03-5459-0581)へ。また詳細はオフィシャルサイトにも掲載されます。

なお、本日のトークイベントのゲストは、タワーレコードでサントラCDならこの人と呼ばれている、”馬場敏裕”さんです。「アズールとアスマール」は独特のアラビア風音楽も魅力の一つです。映画における音楽はとても大事な要素。この辺りを存分にお聞きしたいと思います。
また、8月7日はドラッグクィーンの”ヴィヴィアン佐藤”さん。こちらもどんなトークになるのやら?楽しみです。