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館長日誌 11月

第178回 新メニューの名称決まる(2007.11.01)

今日から、先日紹介したカフェの新メニューが登場しました。あの時のスパゲティをもう一度食べたくて、お昼にまた食べちゃいました。先日の試食の時には新メニューの名前が決まっていませんでしたが、無事決まりました。
ミートソーススパゲティは、「わんぱくもののスパゲッティ」。ミートソースにフライドチキンを乗せたボリューム感から“わんぱくもの”と(笑)。
もう一つ「つぼ焼き」風に自家製パンをのせたスープは「白いパンをかぶったスープ」と決まりました。さて、誰の脳裏に名前が降りてきたのやら・・・。
なお、セリャンカはもう暫くしたら登場します。

以下は、11月からの新メニューについての、店長からのおすすめの言葉です。
●「わんぱくもののスパゲッティ」・・・1,000円
みんなが大好きなミートソーススパゲッティにフライドチキンを乗せました。ミートソースのトマトとフライドチキンのスパイスが食欲をそそります。バジルを絡めた太めのパスタと一緒に、口いっぱいにほおばって食べてください。
●「白いパンをかぶったスープ」・・・650円
ロシアの代表的なスープ「つぼ焼き」を麦わらぼうし風にアレンジしました。ホワイトソースをベースにした白いスープに自家製のふわふわパンを被せました。パンをスープに付けながらお楽しみください。心の芯からあたたまる料理です。
<以下は再登場メニュー>
●「さとうさんのビーフシチュー(パン付き)」・・・1,300円
黒毛和牛を使った本格的なビーフシチュー。今年は週に2日、天然酵母の自家製パンをお付けします。(3時からのメニューです)
●「スペシャルミルクティー」・・・580円
身体が温まるスパイスミルクティー。スパイスはシナモン、グローブ、バニラビーンズ。それにハチミツで甘みをつけています。
●「赤ワイン(グラス)」・・・650円
今年もシチリアのネロ・ダボラを使ったグルフィーの赤ワイン。やさしい味のビーフシチューに合わせて選びました。




第179回 今週の収獲は・・・(2007.11.02)

今週はあっという間に過ぎました。この1週間は、人と会ったり、ミーティングが多くてほとんど席にいなかった上に、机に座れば資料作りに追われていました(涙)。
そんな私の今週の収獲といえば、広報部田村さんからもらった“3びきのくまライター(?)”
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このライター3本セットKUMAは笑えますね。「館長、これ要りますか?」と聞かれ、迷うことなくもらってしまいました。彼女はタバコを吸わないので、ずっと処理に困っていたようです。よくみると、PARODY HOKKAIDOと書いてあるので、誰かのお土産だったのでしょうか?
お土産といえば、9月にドイツに行ってきた吾朗さんからもらった“ビール3杯のクマ”コースター!ビールのラベルが印刷されているのですが、クマがジョッキを3つ運んでます。下の写真で見えますか?
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「3びきのくま展」の会期中は、今後もこんなものが集まってくるのでしょうかねぇ(笑)。
なお、絵本の紹介雑誌「MOE」12月号(白泉社)で、「3びきのくま展」が数ページにわたって紹介されています。絵本が専門の雑誌だけに、キッチリと紹介してくれていますので、是非お読みください。三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー「雪の女王」、「アズールとアスマール」も紹介されてます。




第180回 古新聞のコピー?(2007.11.06)

アトリエに古新聞のコピーの山が・・・。
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外部の方が見られたら、一体これはなんだ?と思われるかもしれませんが、これらは11月23日からギャラリーに展示する『「雪の女王」とその時代』のパネルに貼るものなのです。
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これまでも、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーで劇場公開される作品に合わせて、ギャラリーに展示を製作し公開してきました。『春のめざめ』では、アレクサンドル・ペトロフ監督が描いた油絵の原画やスケッチ画を中心に彼の技法を紹介しました。『アズールとアスマール』ではオスロ監督がこの作品で挑戦した、CGによる背景美術の色彩豊かな世界観を紹介しました。
そして今回は、50年前の作品でもあり、宮崎監督が若き日に最も影響を受けた作品でもあるので、「雪の女王」が制作された時代背景や宮崎監督がこの作品を見た時の日本の情勢を紹介して、作品理解の一助にしてもらおうという企画になりました。
それで、読売新聞さんの協力を得て、古い新聞のコピーをいっぱい取らせていただいたのです。その時代時代の特徴的な新聞記事を選び出して切り抜き、年表とともに紹介するパネルを制作中です。
古い新聞は見るだけでおもしろいですね。横書きが右からだったり、全然読めない漢字があったり、今や歴史上の事件が当時の生々しい新聞記事になっているのですから。時々、「雪の女王」に絡めた展示であることを忘れてしまいます(笑)。




第181回 宮崎監督の言葉を原点に・・・(2007.11.09)

今日、スタジオジブリ発行の小冊子「熱風」11月号が出来てきました。特集は「雪の女王」。
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初めに宮崎監督のインタビューが載っています。題名が、「『アニメーションがやるに値する仕事だ』と思わせてくれた作品」。これは是非読んでもらいたいです。「雪の女王」がなぜ宮崎監督にとって運命の作品なのか、どれほどこの作品が宮崎さんに影響を与えたのかがわかると思います。
「雪の女王」のチームみんなが、このインタビューを原点にして、コピーを考え、この作品で何を伝えていくべきかを考えてきました。
主人公の少女ゲルダは旅の始まりに川に赤い靴を流します。このシーンには神話的要素や裸足になることの意味など、深い含みがあることを宮崎監督の言葉によって知りました。みんなその内容理解の深さに感銘を受けましたし、あのシーンを改めてとても特別なものとして再認識しました。そして、あのボディーコピーにつながったのです。
 想い――をつらぬく。
  木靴を川に浮かべ、
  少女ゲルダは裸足になって旅立つ。

「熱風」にはこのほか、字幕翻訳してくれた児島宏子さんがロシア通ならではのお話を書いてくれていますし、児童文学評論家の赤木かん子さんがアンデルセンの原作と対比をしながらこの映画の魅力について文章を寄せてくれました。また、「雪の女王」をテーマとしたアルバムも作っているシンガーソングライター谷山浩子さんも、「雪の女王」の魅力を語ってくれています。いずれの文章も興味深い内容で、「雪の女王」を理解する上で、とても参考になります。

さらに、爆笑問題の太田光さんと奥様の太田光代さんが、同時公開する「鉛の兵隊」(アンデルセン原作、レフ・ミリチン監督、1970年ロシア作品)について、文章を寄せてくれています。ご夫妻は、20年近く前に、この作品を繰り返し繰り返しご覧になったそうです。その時の逸話が紹介されていますよ。こちらも楽しい内容です。

※「熱風」は、ジブリ美術館の図書閲覧室トライホークスのほか、全国のジブリ関連書常設店にて無料配布されています。




第182回 ショップが消えた!(2007.11.12)

今日から美術館はメンテナンス休館です。それで昼間はアトリエにずっといたのですが、夕方になって美術館へ行ってみると、なんと、ショップがすっかり消えていました。
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商品はおろか壁の棚まで、ありとあらゆる物がきれいさっぱり無くなっていて、ガラーン。いつもは人がごった返していて狭苦しいスペースが、何もないととても広く感じられました。
ショップがなくなったからといって、閉店したわけではありません。今回のメンテナンスの目玉は、ショップの大リニューアルなのです。美術館オープンから丸6年を経過して、雰囲気をガラッと変える計画です。棚から何から今回すべて新調し、ヨーロッパ風の落ち着いた雰囲気になる予定です。ご期待ください。

さらに1階に行ってみると、少年の部屋から!少女の部屋から!展示物が消えている!
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こちらは床板を補修するために、物を運び出しただけですが、いつもゴチャゴチャと展示物が置いてある部屋に何もない光景は滅多に見られません。
メンテナンスは22日まで続き、23日から通常通り営業します。きれいになったショップや展示室を是非見に来てください。




第183回 社員旅行にて(2007.11.15)

13日から15日まで2泊3日で社員旅行に出かけました。スタジオジブリとジブリ美術館合同ですので総勢200名強が、奈良・吉野へ民族大移動!美術館ではメンテナンスのために10数名が居残り組になったのですが、その他はほとんどが参加。みんな思い思いに楽しんでいました。
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初日、吉野を散策していると、なんと、スタジオジブリの田中氏が自転車で私たちの前に出現。
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彼は、自転車を持ってきて、橿原神宮で途中下車。そこから吉野までの山道を自転車で登ってきたのでした。しかも、次の日には高野山でも目撃。吉野から高野山まで登ったのでした!
ジブリの社員旅行は、宿を決め、朝食・夕食はみんなで一緒に食べるけど、あとは自由行動。それぞれの目的にあわせて何をやってもいいのですが、自転車が好きな人はここまでするんですねぇ!




第184回 「雪の女王」連続インタビュー(2007.11.16)

YOMIURI ONLINEの“ジブリをいっぱい”のコーナーで、「雪の女王」に絡めた連続インタビューが始まりました。
「雪の女王」の主人公ゲルダは宮崎監督が生み出した数々のヒロインの原点と言われています。そこで読売新聞の依田記者が、宮崎ヒロインに憧れる女性たちに「雪の女王」を見てもらって感想を聞いてみようという企画を発案しました。宮崎ヒロインに憧れる人はいっぱいいるだろうから、できれば10人ぐらい連続インタビューしたいと。
それを言っていたのが2ヶ月前くらいのことだったと思うのですが、忘れた頃についに実現(笑)。
一人目はモーニング娘。の高橋愛さん。
「もののけ姫」のサンや「風の谷のナウシカ」のナウシカに憧れるという高橋愛さんは、さすがに「雪の女王」の核心をきちんと見て取ってくれていましたね。インタビュー記事をとても興味深く読ませてもらいました。皆さんも読んでみてください。
さてさて、依田記者は何人の女性からインタビューを取れるのだろうか・・・。




第185回 「雪の女王」はやっぱり寒い?(2007.11.19)

23日からジブリ美術館の2階ギャラリーで「『雪の女王』とその時代」と題した展示を行います。吾朗さんの監修・デザインで制作しているのですが、パネルを立てる台を、若い二人、落合くんと堀田くんが大工道具片手に朝から作っていました。
落合くんは舞台の仕事をしていたこともあり、この程度の大工仕事は任せてくださいと、自分の道具も持ってきて陣頭指揮をとっていました。
アトリエのテラスで、木材を切り、穴を開け、ニスを塗り・・・。
しかし、今日は12月並みの気温。外はさむ~い。しかも、作業は夕方まで続き、次第に日も落ちて暗くなり・・・。見ているのも忍びないほどに!
でも、さすが若い。もう設営まで日がないので何としても今日中に仕上げようという勢い。真っ暗になっても、まだ続けていました。
はてさて、『雪の女王』だけに、物語の中の男の子カイのように、心まで凍りついてしまうのでは(笑)。




第186回 風邪をひかない・・・?(2007.11.20)

スタジオジブリ社内の会議で、インフルエンザが流行っているようなのでみんな注意するようにと、鈴木社長から話がありました。そして、そのあとに聞き捨てならない言葉が続きました。
風邪を引かないようにするには西岡広報部長と私を見習うように・・・、と言って会議を締めくくったのです。
さてどういう意味か??
日頃、鈴木さんが西岡さんと私を同じ括りにするときは、「二人とも享楽主義。二人は楽しいことしかやらないんだから・・・」と言う時なんですよね。つまり、二人はまるでノー天気に生きているから風邪をひかないとでも言いたいのでしょうか?
確かに、私は滅多に休まないというか、少なくともジブリ美術館で働くようになって3年半、1回も風邪で休んだことはないですけど・・・。
しかし、風邪をひかないのは、それ相応の努力をしているからです!風邪をひきそうだなぁと予兆があると、飲みに行かないとか、早く寝るとか、薬を飲むとか、事前に対処しているからなんです!
このことは声を大にして言っておきたいと思います。西岡部長はどうか判りませんが・・・(笑)。




第187回 クリスマスツリーの点灯式をやろう!(2007.11.21)

来週、28日から館内にクリスマス装飾が施されます。テラスには毎年恒例になりましたが、巨大クリスマスツリーも登場します。
今年の装飾のテーマはこの冬のジブリ美術館ライブラリー『雪の女王』(12月15日劇場公開)。物語の舞台である北の国の長く厳しい冬と、あたたかい家の中の様子をクリスマスのイメージに重ねてみたいと思っています。
つい先日、ハッと思いつきました。「そうだ!クリスマスツリーの点灯式をやろう!」
例年は特にクリスマス装飾の初日に何かをやることはなかったのですが、今年は、館内、館外、カフェ、ショップなどそれぞれの部署が『雪の女王』という統一テーマのもとで装飾を準備してくれているので、折角なら初日を全館で祝いたいと思いたったのです。
そこで、藤村女子高校のハンドベル部の方々に無理を言って協力をいただいて、ハンドベルの演奏とともにクリスマスツリーの点灯式を行うことになりました。
11月28日(水)5時からです。ささやかなクリスマスプレゼントも用意できたらいいなぁなんて思案中です。ぜひ皆さん見にきてください。




第188回 三鷹にテロ?(2007.11.22)

今日は、明日のメンテナンス明けの営業再開を前にスタッフ全員が集合しました。毎年全員が集まるこの機会に防犯・防災訓練を行うのですが、今年は特別でした。
三鷹警察署と三鷹消防署の方々が合同で、ジブリ美術館でサリンが撒かれたという想定での訓練が行われたのです。これはすごい!
防護服(?)に身を包んだ人たちが次々やってきて・・・。まるでSFかアニメから飛び出したよう!“On Your Mark”の実写版だ!と言う声も。
う~ん、みんな訓練のどこを見ているのか・・・(笑)。
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なお、誤解のないように申し添えておきますが、訓練自体は真剣に行われました。ジブリ美術館のスタッフもお客さん役や避難誘導をするスタッフ役などで登場。特に、サリンに近づいて倒れてしまう3人は名演技(?)を披露してくれました。
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第189回 NEWショップ「マンマユート」堂々オープン!(2007.11.23)

10時15分、メンテナンス期間中に全面改装したショップ「マンマユート」の扉の前にゾロゾロと人が集まってきました。開店を待つ人たちです。なんと人垣が出来るほどに!
中では、いつになく長い朝礼が・・・。新商品のこと、新しいレイアウトや在庫品の場所のこと、そして新しいPOSレジのこと、確認することが多くて長くなっていました。
今日の朝礼を仕切っているのは郎くん。彼はこの1年近くの間、ショップのリニューアル計画を吾朗さんとともに推進してきた中心人物です。併せて、新商品開発も手掛けてきたので、商品の説明もあって朝礼での話が長い!それで開店時間が押してしまっているのだが・・・。でも、ここまで彼が頑張ってきた長かった道のりを思えば、まあ仕方がないか!
彼の締めの言葉は、「色々あると思いますが、臨機応変に対応お願いします!」とのこと。さあ、レジを立ち上げて・・・。
10時20分、定刻を5分遅れて、NEWショップ「マンマユート」オープン。
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左端、自ら扉を開けた郎くん。こころなしか顔が疲れて見えるのは昨日の徹夜作業のせいでしょうか?それても安堵の表情なのか?

「ショップ店内の様子です。是非実際に見に来てください!」
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第190回 『雪の女王』の展示始まる!(2007.11.26)

23日から2階ギャラリーに「『雪の女王』とその時代」展が公開されました。三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー第3弾『雪の女王』の公開に合わせての展示です。
過去のライブラリー作品『春のめざめ』ではアクリル板に油絵の具で描かれた原画を、『アズールとアスマール』ではCGで描かれた色彩豊かで特徴のある背景画をメインにすえて、それぞれの作品の絵の魅力を紹介する展示構成になっていました。
しかし今回は、50年前に作られたロシアの作品であり、絵の魅力を紹介するには素材が揃いません。そこで、この作品が生まれたロシアの時代背景や、この作品に大きな影響を受けた宮崎駿監督がこれを見た日本国内の情勢を紹介し、作品理解の一助にしてもらおうという展示内容になりました。
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読売新聞の協力を得て、古い新聞の切抜きで構成された年表パネル(?)は、作品に関係なく見ていてもおもしろいですよ。歴史の時間に出てきた事件や出来事が新聞記事で読めます。とはいっても、戦前のものは漢字が読めなかったりするのですが・・・。
ここ数日を見ていると、年配の方々が足を止める比率は確実に高いですね(笑)。
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「イメージボードや作品解説のパネルもあります。予告編も流れてます。」

一方、図書閲覧室「トライホークス」でも、『雪の女王』に関連して原作者アンデルセンの本を紹介するコーナーが出来ました。雪の女王の場面写真なども使ってパネルを作り、楽しいコーナーになってます。覗いてみてください。
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第191回 高尚な雰囲気ただよう・・・(2007.11.27)

新装オープンしたショップ「マンマユート」のジブリ美術館ライブラリーのコーナーを紹介します。おしゃれな棚に、ジブリ美術館ライブラリーのDVDがとても品良く並んでいます。
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左から、「王と鳥」「春のめざめ」「ベルヴィル・ランデブー」「プリンス&プリンセス」「キリクと魔女」のDVDパッケージが並び、手前には関連絵本なども並んでいます。12月19日には「アズールとアスマール」も発売になります。
しっかりとした雰囲気のある棚に収まると、いかにも高尚な作品が並んでいるという感じがしてきます(笑)。まだ世間一般での認知度は低いジブリ美術館ライブラリーですが、このコーナーを見てもらえば、いかに良質な作品を紹介しているか、その雰囲気から伝わるのではないでしょうか。
なお、『雪の女王』の特別鑑賞券もレジにて販売しています。
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第192回 ハンドベルが鳴り響き・・・(2007.11.28)

今日からクリスマス装飾が施されました。美術館の館内、館外、そして、ショップもカフェも、担当者が昨日は遅くまで残って飾り付けをしてくれました。随所に担当者のこだわりがあって、なかなか素晴らしい装飾になりました。
今回のクリスマス装飾のテーマは『雪の女王』。雪の女王の端正なフォルムと氷の宮殿をモチーフにして、全体の装飾をクリスタルっぽく、白と青を基調にした装飾としました。しかし、それでは寒すぎるということで、展示室の中やショップ・カフェの中には、主人公のゲルダの熱い想いを、赤で表現。さまざまな小物も飾り、暖かい雰囲気も出しています。
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そして、5時にはクリスマスイルミネーション点灯式を行い、来館中のお客様とともに初日を祝いました。前にも書きましたが、突然の思いつきで点灯式をやることにしたので、内輪受けになってしまうかもしれないなぁと思っていたのですが、多くのお客様に集まってもらえたし、点灯の瞬間には歓声も上がり、皆さんに喜んでもらえたのではないかと思うとホッとしました。
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これも、藤村女子高校の皆さんのハンドベルがクリスマスらしい雰囲気をかもし出してくれてからです。突然お願いして演奏してもらったのですが、生徒さんたちがサンタの衣装をわざわざ持ってきてくれて、揃いの服装で演奏してくれました。本当に彼女たちお陰です。皆さんありがとうございました。
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ということで、クリスマス装飾は12月26日までです。ぜひ見に来てください。




第193回 岸を離れる日(2007.11.29)

昨夜、シネマ・アンジェリカ(渋谷)で『雪の女王』の試写会と、映画終了後には、谷山浩子さんをゲストにお迎えしてトークイベントがありました。
谷山浩子さんは「熱風」にも文章を寄せてくれましたが、『雪の女王』の音楽劇のアルバムも出されており、原作をキチンと読み込まれているので、とても興味深い話が聞けました。
何よりも印象的だった話が、魔女の花園から主人公のゲルダが抜け出す場面が、もっともゲルダの意思の強さを感じると。花園で気持ちよい暮らしが出来るのに、わざわざ強風が吹きすさむ荒野に出て行く。山賊に捕まったのなら、逃げ出さねばということはあるけれど、この場面は、このままでもいいと思ってしまえば思えるところ。それなのに出て行くのは「カイに会いたい。カイを助けたい。」という想いの強さ、強固な意思の現れであると話してくれました。
なるほど、見る人によって色々な場面に感情移入できるんだなあと改めて『雪の女王』の奥の深さを知った次第です。
なお、トークショーの最後には、スペシャルゲスト手嶌葵さんが登場。谷山さんの曲をカバーした『岸を離れる日』を歌ってくれました。私はこの曲が大好きなんですけど、改めて、生で聞いて、鳥肌が立つくらい素晴らしかったです。少女ゲルダが赤い靴を川に流し、川に身をゆだね小舟に乗って旅立つシーンを歌った歌です。ジーンと来ました。
葵さんのCDアルバム『春の歌集』に入っていますので、皆さん聞いてください。
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「二人が手にしている赤い木靴はカフェ北川さんの力作です。」




第194回 宮崎ヒロインに憧れる女性たち(2007.11.30)

YOMIURI ONLINEの「ジブリをいっぱい」のコーナーで、「雪の女王」インタビューが連載されています。これまでに3人のインタビューが紹介されています。
1人目が「モーニング娘。」の高橋愛さん。2人目がタレントの小野真弓さん。3人目がバイオリン奏者の宮本笑里さん。それぞれ「雪の女王」を見た感想を話してくれているのですが、主人公の少女ゲルダに対する感想が、それぞれちょっとずつニュアンスが違っていて興味深かったです。

高橋愛さんは次のように言っています。
「ゲルダには『どうしよう』という迷いがない。世界のどこにいるのか分からない相手を探すなんて、きっと心が折れてしまうこともあるはずなのに、ずっとまっすぐな気持ちを持ち続けているんですよね。皆もそれを感じたから力を貸してくれたのでしょう。現実の世界も同じだと思います。」
小野真弓さんは、
「ゲルダの『カイを助けたい』というまっすぐな気持ちがシンプルに描かれていて、生活や仕事を複雑に考えがちになっていた自分には、とても新鮮でした。『結局はこういうことなんだよなぁ』って勇気づけられましたね。」
宮本笑里さんは。
「気持ちがとても強くて、皆が自然に彼女の味方になっていく様子が忘れられない。現実はもっと厳しいという意見もあるかもしれませんが、心の底から『こうしたいんだ』という意思を感じたら、誰もが力になってあげたいと思うのではないでしょうか。私も、決して一人で立っているわけではなく、いろんな人の支えがあって、今がある。これからも階段を上っていくためには、もっと頑張っていることを周りに知ってもらわないといけないと感じました。」

三人とも、ゲルダのまっすぐで一途な想いの強さに共鳴しているのだけど、その後に来る言葉がそれぞれ。映画って、自分のことに引き付けて見るものなんだなぁと、あらためて思いました。
ぜひYOMIURI ONLINEで全文を読んでみてください。