三鷹ネットワーク大学で高畑勲監督の講座が開講されます


お申し込み期間は終了いたしました。


10/7(金)から三鷹ネットワーク大学でアニメーション文化講座が始まります。
アニメーション文化について広く深く知っていただきたいと始めたこの講座も、今年で5回目を迎えました。講師は、昨年に引き続き高畑勲監督。前回とは趣の異なる切り口で、アニメーションの見方、楽しみ方を講義していただきます。

[講座名]
三鷹ネットワーク大学企画講座/三鷹の森ジブリ美術館協力
アニメーション文化講座
 「傑作アニメーションを、とことん味わおう#1 『岸辺のふたり』『くもとちゅうりっぷ』」
講師: 高畑 勲(アニメーション映画監督)

[講座趣旨]
 10分前後の短編アニメーションの中には、芸術性と娯楽性を兼ね備え、長編では味わえない魅力をたたえたものが数多く存在します。ところが日本では、アニメといえば、テレビアニメか劇場用の長編アニメ映画のことだと思っている人が、残念ながら多いのです。
 今回の講座は、優れた短編アニメーション作品の中から特に傑出した二本を選び、それを徹底的に鑑賞してみようという企画です。どちらの作品も、繰り返し見ることが苦痛ではなく、快楽であるような驚くべき傑作です。これらを何度も見、討論することによって、受講者みずからが、その映像的な魅力、表現の斬新さ、そして内容的な含蓄の深さを発見していく、というのがこの講座の狙いです。参考作品の上映もあります。
 講師はアニメーション映画の作り手である高畑勲監督。アニメーション映画がこんなにも深く、面白いものなのか、ということがきっと納得できるはずです。

[講座スケジュール]
10/7(金)
「岸辺のふたり」(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)をじっくり観よう。何度か上映し、その都度、講師が受講者に細部について質問し、受講者が答え、映像をきちんと把握する。
参考上映「お坊さんと魚」(同上)
10/14(金)
「岸辺のふたり」の、一見シンプルに見えるアニメーションにこめられた、様々な意味や背景をともに読み解く。
10/21(金)
「くもとちゅうりっぷ」(監督:政岡憲三)をじっくり観よう。その上で、感想を出し合い、戦後のアニメとどこが違うかも発見する。
参考上映「桜」(同上)
10/28(金)
「くもとちゅうりっぷ」から東映動画へと続くアニメーションの歴史、政岡憲三という天才作家が生まれた背景を、様々な歴史資料と共に解説する。
特別講師に、なみきたかし氏(オープロダクション社長)をお招きする。
詳しい講義内容は、こちらへ → シラバス(PDF 551KB)

[開催概要]
日時: 2016年10月7日(金)、14日(金)、21日(金)、28日(金) (全4回通し受講)
    19:00~20:30
場所: 三鷹ネットワーク大学(JR三鷹駅南口)
定員: 50名 ※定員を超えた場合は抽選となります
受講料: 一般 3,000 円 ※詳細はシラバスをご参照ください
お申し込み: 申込受付 9月6日(火)午前9時30分~ 締め切り 9月20日(火)午後5時

※三鷹市民だけでなく、老若男女、どなたでも参加できます。
※4回通しでの受講となります。一回のみの申し込みはできませんので、ご了承ください。
※三鷹ネットワーク大学WEBサイトから直接申し込むか、申込用紙を入手して必要事項をご記入の上、「FAX」「窓口」「郵送」のいずれかの方法で同大学へお申し込みください。(定員:50人 定員を超えた場合は抽選) なお、申込には「受講者登録」が必要です。


詳しくは、三鷹ネットワーク大学WEBサイトをご確認の上、お申し込みください。
みなさんの参加をお待ちしています。

お申し込み・お問い合わせ:
NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構 http://www.mitaka-univ.org
TEL 0422-40-0313
開館時間 9:30~21:30(入館は21:00まで) / 日曜日は17:00まで / 月曜・祝日は休館