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「ひつじのショーン」とは

羊のショーンや、牧羊犬のビッツァー、牧場主たちが、のどかな牧場を舞台に繰り広げるドタバタコメディの『ひつじのショーン』。本作は、「ウォレスとグルミット」シリーズの第3作目『危機一髪!』のスピンオフ作品として生まれました。
監督は、1983年にアードマン・アニメーションズに入り、『レックス・ザ・ラント』『快適な生活』シリーズを制作したリチャード・ゴルゾウスキー。『危機一髪!』では迷い羊となっていたショーンは、丘の上の小さな牧場のリーダー格として登場し、いつもいろんなことを思いついては仲間の羊たちとともに騒動を巻き起こします。ビッツァーや牧場主にバレないように、サッカーを楽しみ、ダンスに興じるショーン達の活躍は、1話7分という短編ながらも、シュールで、たまにちょっとせつないドタバタコメディとして、イギリス作品らしいユーモアに溢れています。

アードマン