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イントロダクション

フランスアニメーション界の鬼才、ミッシェル・オスロ監督最新作!

~美しい色彩と構図の中に隠された様々な仕掛け~

intro_06.jpg 『キリクと魔女』で、フランスアニメーション界最大のヒットを記録した、ミッシェル・オスロ監督の最新作「アズールとアズマール」。本作は2006年にフランスで公開され、『キリクと魔女』を超える160万人を動員する大ヒットを記録した。オスロ監督特有のエキゾチックな色彩美と装飾的な絵画スタイルに加え、3DCGによる人物描写を見事に融合したところが今作の最大の特徴。冷静でリズミカルな場面展開の中には、様々な“対比”が仕掛けられ、観客は何度見ても新たな発見を楽しむことができる。


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 また、アフリカで育ったオスロ監督が常にテーマとしている異文化の問題が、非常に実験的な方法で投げかけられている。未知の国へ辿り着いた主人公の感覚を同じように体験できるように、という理由から、映画の中で語られるアラビア語には、いっさい字幕も吹替も許されていない。オスロ監督が“魅力的な音の体験”と語るように、この物語を見るであろう、多くの子供を含む観客たちに“異文化”を身体で体験することの重要性を込めている。