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スタッフ

マックス・フライシャー (Max Fleischer/1883-1972)

 オーストリアで生まれ、幼少期にニューヨークへと移住。「ブルックリン・デイリー・イーグル」紙で漫画を執筆し、科学雑誌「ポピュラー・サイエンス」では美術編集者を務めた。その後、イーグル紙を通じて知り合ったブレイのスタジオに入り、『ココ(インク壷小僧)』や、軍事教育用のフィルムを制作し、1921年にデイブと共にスタジオを設立。発明家の顔も持っており、「ロトスコープ」以外にもアニメーション技術に関する特許を多数有する。
 なお、映画『海底2万マイル』(1954)、『ミクロの決死圏』(1966)、『トラ・トラ・トラ!』(1970)の監督であるリチャード・フライシャーは、マックスの息子。

デイブ・フライシャー (Dave Fleischer/1894-1979)

 ニューヨーク生まれ。映画会社パテのフィルム編集者を務めており、その事がきっかけとなり、兄マックスと共にブレイ・スタジオに入りアニメーション制作を行う。ロトスコープの発明からずっと兄を支え続け、フライシャー・スタジオでは、多くの作品で監督を務めた。スタジオから去った後は、カリフォルニア州のアニメーションスタジオの代表となり、その後、ユニバーサル・スタジオで制作に関わった。

ホーギー・カーマイケル (Hoagy Carmichael/1899-1981)

 インディアナ州生まれ。作曲家。ジャズ・スタンダード曲「スターダスト」「ホンコン・ブルース」など、数々の名曲を残した。大学在学中に作曲した曲でデビュー。代表作に、「ロッキン・チェアー」、「ジョージア・オン・マイ・マインド(我が心のジョージア)」、「スカイラーク」などがある。

フランク・ローサー (Frank Loesser/1910-1969)

 ニューヨーク生まれ。作曲家。映画『水着の女王』(1949)のオリジナル主題歌でアカデミー歌曲賞受賞。ミュージカル『野郎どもと女たち』で1951年のトニー賞を受賞。その他の作品に『妖花』(1940)、『ポーリンの冒険』(1947)、『アンデルセン物語』(1952)などがある。

リー・ハーライン (Leigh Harline/1907- 1969)

 ユタ州生まれ。作曲家。ユタ大学を卒業後、ロサンゼルスでラジオ局の音楽ディレクターを務めた。1932年から41年までディズニーに所属。『シリー・シンフォニー』シリーズや『白雪姫』(1937)の音楽を手掛け、1940年の『ピノキオ』でアカデミー作曲賞、挿入歌「星に願いを」は歌曲賞を受賞した。その後、フリーランスで映画音楽の仕事を専門に活躍。