2018年5月 


5月

5.1(火)

・カフェの島崎さんは、テイクアウトの「お掃除隊長」に任命されています。この日は店内にも出張し、普段なかなか掃除できないところをゴシゴシ。産休中の古城さんから引き継いだ隊長の仕事ということで、「帰ってきたときに褒めてもらいたいんです!」とやる気に燃える島崎さんなのでした。
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5.2(水)

・館内にある高所の看板に頭をぶつけてしまった欧米からお越しの男性。するとお連れの方が、「Welcome to Japan!」とお話され何やら楽しそう。大丈夫ですか、と声をかけてみると、「日本に来たら看板も低いよね。これも素敵。」とのことで、シャレのきいたポジティブさに思わず感心する成田くんでした。


5.3(木)

・カフェデッキにて 「うまくできないなぁ」と悩んでいる5歳の男の子がいます。どうしたのか尋ねてみると、ショップで買ったボロのマスコットを使って、映画を再現したいとのこと。「ここだ!」と、男の子が見つけたその場所はまさに映画に出て来るワンシーンのような小枝が。「ここでボロが〜...」と楽しそうに枝にボロをのせて遊ぶ男の子の様子をほほえましく見ていると、「ボロの仲間役やって!」と難しい役回りのオファーが。なんとか演じ切るスタッフでしたが、「お稽古をせねば...」と決心するスタッフでした。


5.4(金)

ショップ「マンマユートだより」の取材に出かけた一行。今回は洗練されたシルバーアクセサリーを制作してくれている工房を訪ねたそう。今回はじめて取材に加わった山崎さんは、偶然にも取材メンバーの中で唯一の既婚者。大切な指輪購入は、唯一の体験者でした。思い入れのある大事なアクセサリーを選ぶ目線とは...。この記事は6月1日に公開予定です。
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5.5(土)

・「何を作ろうか?」とサツキとメイの家の台所で5歳くらいの女の子たちの会話が聞こえてきます。「じゃあタマゴ焼き!」と作るマネをし始め、味付けをする展開になったようですが、「おいしいからチョコレートとカルピスね!」という言葉に、思わず振り返るスタッフ。「はい、完成!おいしくできました!」と、おいしそうに食べる真似を見て、周りの大人たちもフッと笑ってしまうのでした。


5.6(日)

・欧米からお越しの6歳くらいの男の子を連れたご家族から「なぜ屋根の上にカエルがいるの?」とのご質問が。スタッフが日本語の「カエル」と「帰る」という言葉を掛けていることを教えてあげると、「お~ジャパニーズジョーク!面白いね!」と喜んでくれました。最後は男の子が「ゲロゲロッ!」とカエルの鳴きまねをしながら帰っていきました。


5.7(月)

・ 昨年に引き続き、今年もパティオの白いバラがきれいに咲きました。毎日水をあげたりと、最近ますます植物を愛している堀田くんは、みんなと感動を共有したくて、うずうずしています。
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5.8(火)

・カフェのバックヤードにて。新人の中山さんがしゃがみこんでいたので、どうしたのかと覗いてみると、「ボロがいました!」とキラキラした顔で毛虫が歩いている様子をじっと見つめていました。お昼ご飯の時間になっても「ずっと見ていられます~。」とすっかり夢中の様子。その後、もう一人の新人の柳葉さんからも見つけたという報告が。ボロの上映期間とあって、みんな虫センサーが敏感になっているようです。


5.9(水)

・新人の風見さんと、研修担当の先輩村上さん。研修中、2人一緒に行動することが多いのですが、「あれ?後ろ姿一緒じゃない?」「いや、前も似てるよ」などと、スタッフの間で噂になっています。先輩に追いつくべく、いつも笑顔で頑張っている風見さんの姿に、村上さんも初心を思い出して身が引き締まっているそうです。
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<どっちがどっち?>


5.10(木)

・高畑監督のお別れの会が美術館で行われるため、閉館後などは張りつめた空気で準備がすすんでいます。今日は閉館後のカフェの店内で「丸山さん!」と阿部さんの絹を裂くような声がするので、何か突発的な事態が起きたかと慌てる丸山くん。「どうした!?」と急いでカフェの中庭に駆けつけると、じょうろの中で小さいヘビが寝ていたそうです。
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<こんなところに...>


5.11(金)

・夕方から始まった草屋恒例の草刈り。この日は新人の北山さん、草屋に異動した松島さんも初参戦です。展示チームのベテラン指揮のもと、小一時間ほどで、どこかの空き地のように茂っていた草はすっきり刈られましたが、肝心な日に半袖で挑んだ伊藤さんは、「腕が痛い...切り傷だらけです...み...水もしみる...」とひとり悶えていました。


5.12(土)

6月からはじまる新メニューの撮影がおこなわれました。所用で今回は撮影に参加できなかったけれど新メニューを楽しみにしていた西岡さんと海外事業部のマさんへ、お土産として食べかけの「大葉ジェノベーゼとリンゴのしっとりチキンサンド」が包まれていました。
20180512a.JPG<これはお蔵入りバージョンの画像です>


5.13(日)

・15日に控えた高畑監督のお別れの会の打ち合わせが、引き続きあちこちで行われています。会場の準備だけでなく、屋外に設置されるものも多いため天候や気温も気がかりです。さらに当日配布するものの準備や映像や音響をテストしたり、弔辞を読んでくださるみなさんのこと、お客さまのこと、マスコミのみなさんへの準備物などでそれぞれの時間があっというまにすぎてしまい、ざわざわとした時間がすぎていっています。


5.14(月)

・明日に迫った「お別れの会」のため、通常の長期休館に入る閉館後とは、まったく違う様相になっています。祭壇を飾るたくさんの草花が運ばれたり、外にはテント設営隊がかけつけ、そして大勢の葬儀社のみなさんが入り乱れての夜を徹しての準備になりました。この日の広報部の電話はなりっぱなしです。明日、どうかやすらかな時間が持てますよう、できることをそれぞれが精一杯やるだけとなりました。
20180514.JPG<夜のカフェデッキではモニターチェック中>


5.15(火)

・本日は11時より「高畑勲 お別れの会」式典、14時から一般献花が行われました。朝集合したスタッフは、まずは青空の中を吹き抜けるさわやかな風にほっとしつつ、リハーサルから聞こえてくる二階堂和美さんの歌う「いのちの記憶」に涙がにじむのをグッとこらえ、でもやるべきことを粗相のないように...、しかし高畑さんのことを思い出すとなんだかお互いに笑いだしてしまうような思い出もあり、なんとも一口では言い表せない気持ちでこの日一日を過ごしたのでした。
20180515c.JPG<早朝の様子>

20180515a.JPG<集まってくれた報道のみなさん>

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<式典ではお別れの会委員長宮崎監督のほか、大塚康生さん、小田部羊一さん、久石譲さん、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットさんが弔辞を述べられました>

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<パティオは高畑さんの写真で埋め尽くされ、地下1階の展示室内は思い出の品がならびました>

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<ご参会の皆さん、心からありがとうございました>


5.16(水)

・昨日の会が終わり、館内は約2週間後にはまたお客様をお迎えできるよう様々なメンテナンスが行われています。先日出口小屋に新設されたカエルくんは、新たにおなかの文字が金色にされたようです。
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5.17(木)

・休館中は、人も少なくいつもより静かになった事務所。休館後半の出勤までお休みの矢澤くんに代わって、いつもは企画展示室にいる通称:ウサ坊がお勤めをしていました。
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5.18(金)

・休館中は、館内にたくさんあるステンドグラスも光を取り戻すべく、メンテナンスがはいりました。作家の八田さんご夫妻が久しぶりにじっくりとご覧になりながら、丁寧に手を入れてくださいました。1階の大きな窓もステンドグラスが外されて、伊神さんと北嶋さんがせっせと拭き掃除。気持ち良い光が差し込むこのベンチ、いい場所です。美しい影がよみがえる休館明けが楽しみです。
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5.19(土)

・トライホークスのウィンドウディスプレイは、アリソン・ジェイさんの絵本「みつばちさんと花のたね」が飾られています。島崎さんを中心に手作りされたお花たちで彩られ、いっそう華やかなお花畑になっています。
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5.20(日)

・ギャラリーにて展示中の「毛虫のボロ」展で床に並べられた毛虫のうんこ型のものたちは、やや柔らかめ。やがてくる梅雨に備えて、大きな葉っぱシートが敷かれることになりました。その葉っぱを染めるべく、グツグツ染物を煮出し魔女化する功刀さんです。
20180520.jpg<本人曰く「魔女修業はなかなか大変」>


5.21(月)

・さてここから5日間は、休館中に研修の旅にでた「カフェの田中祥平レポート:日誌特別編」をお届けします。


・「カフェで提供している「野っぱらのクリームソーダ」は、夏の野っぱらで仰向けになって見上げた空と、白い雲をイメージしているのですが、そのモチーフとなった野っぱらが八ヶ岳の麓に実際にあるとのこと。
今回、ぜひ見てみたいということで、一同その場所を目指して車を走らせましたが、辿り着いたのは小さな空き地。
なんだか一瞬落胆ムードが漂いはじめましたが、草むらの中をかき分けて奥へ奥へと進んでいったところ、突然目の前に広大な野っぱらが広がりました。
全員大興奮で駆け出し、思い思いの場所でごはんを食べたり寝そべったりしながら、八ヶ岳の大自然を満喫してきました。」
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・「今日は木工作家の花嶋さんの工房に行きました。ここでは、毎回恒例のカンナがけ体験をさせて頂きました。花嶋さんから手ほどきを受け、新入社員が順番に木材を削っていきます。それぞれの性格が出るのか、削りくずが分厚かったり、ゆらゆらと波打ったりと、綺麗に削るのはなかなか難しいようです。
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そんな中、最後に丸山店長がお手本を披露。迷いなくスっ...とカンナを引く姿に、若手一同から歓声が上がります。本人もまんざらではなさそう。が、花嶋さんからは、「(みんなの前なので)...さすがと言っておきましょうか」と手厳しい一言があったのでした。」
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・「本日はカフェの椅子の座面を編んで下さっている、金沢さんのもとへ。金沢さんは木材の旋盤などを生業にされています。
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この日は僕たちのために、実際に座面を編む様子を見せて下さいました。い草をよりながら編んでいくのは時間と根気のいる作業なので、熟練の金沢さんでも1日に編めるのは2、3脚だそうです。カフェにある50脚あまりの椅子の座面をお一人で編むとは!
その大変さを想像すると、頭の下がる思いでした。」
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・「鉄をつかった造形作品をつくられている上野さんのアトリエでは、鉄を加工する過程や機材などを解説して頂きました。麦わらぼうしの店前に置いているオブジェの型紙も今回初めて見せて頂きました。デザインだけでなく、子どもが触りにきても倒れないようにする工夫がされているとは...!愛情が深まってしまいました」
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20180525c.jpg<カフェの前にあるオブジェ>


・「今回の研修旅行で最後に訪れたのが、麦わらのストローを作って下さっているコムハウスさん。このストローは、麦の栽培から収穫、乾燥、加工までの工程を全てこちらで行い、1年以上の時間をかけて作られています。

今回は施設の方々と一緒にストローのカットを体験させてもらいました。長さだけでなく、穴の大きさや割れなどにも細心の注意を払って加工されています。
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作業室の天井には"ヒンメリ"という、フィンランドの装飾品が吊るされていました。
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これらはストローを作る過程で使えなくなった麦を利用して作られているそうです。また、実の部分も食材として使用されるなど、麦を大切にされる想い、ストロー1本1本への愛情が伝わってきました。
20180525d.jpg<完成したカフェのストローがこれです>

以上、僕のつたないレポートでした。ご覧いただきありがとうございました。」


5.26(土)

・本日からメンテナンスの長期休館があけて、いよいよ再始動です!あのお別れの会の日に高畑監督の周りを彩っていたアジサイが、出口に植え替えられ、美しい盛りを迎えています。今度は、皆さんのことも見送ってくれていますのでぜひご覧ください。
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5.27(日)

・かれこれ半年間ほど、お昼ご飯をサラダにしシェイプアップに努めていた中村くん。その甲斐あって自他ともに最近スッキリしてきたと評判でした。しかしメンテナンス休館が明けた久しぶりの中村くんは、「休みの間、何食べた?」とみんなに聞かれる始末。外食をすることが多かったそうで「唐揚げと、天丼と、ちゃんぽんと、つけ麺食べた。全部大盛。」とのこと。休館中は、シェイプアップもお休みで、メンテナンスはされなかった様子です。


5.28(月)

・ 屋上で、「1+1は〜?」という先生の声に、「にぃ~~!」と元気いっぱいお返事し写真におさまっていた園児さん達。まるで、『くじらとり』のちゅーりっぷ保育園のようです。その光景を見た海外の方たちは、見事に揃ったお返事に驚いていましたが、その後「ニィ~!」と園児さんたちを真似て、同じように素敵な笑顔でポーズをキメていました。


5.29(火)

・今年は少し実付きの早い、カフェデッキのブドウ。ちゃんと袋掛けがおこなわれ、大事に育てられていました。
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そうして摘果した実は、窓辺に飾りたくなる可愛いらしさです。
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5.30(水)

・アトリエでは、総務から異動した松島さんと新人の北山さんの遅まきながらの歓迎ランチパーティーが行われました。伊藤さんがニョッキを作り、えつこさんがアクアパッツァを作り、島宮さんや厚樹さんが副菜やケーキを用意...と豪華ランチになったそうです。ちなみにケーキには、4月と5月生まれ用にろうそくもたててもらったそうです。
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5.31(木)

・ご家族連れのみなさんがカフェにご来店。「みんなで何名様ですか?」とうかがうと、「10人です!」と4歳くらいの女の子。しかし数えてみると、合計で9名様。女の子に聞いてみると、「おうちに赤ちゃんがいるから本当は10人なの!」とのこと。「まだちっちゃいから来られなかったんだよね」とお母さんは笑いながら、「今度はみんなで一緒にこようね。」と約束をされていました。