2007年11月【番外編】コイケさんのファームステイ日誌


11.16(金)

・カフェがいつもお世話になっている仕入先の畑に、丸山くん・斉藤さん・小池さんの3人が2泊3日のファームステイに出かけた。
今回は、見学だけではなく実際に農業体験ということもあり3人は気合十分で茨城県北浦町へ。移動の車中、農家の磯山さんが、温暖化の影響が作物にも影響が出ていると言っていた。冗談で「何十年後かしたら茨城でもバナナやパイナップルが採れるようになるかもしれない」ともお話していたが、もしかしたら笑い事ではないのかもしれない。
到着後、小松菜の出荷作業に参加。一束一束を丁寧に余分な葉や根を落とし、土を落としダンボールしまっていく。根気のいる作業だ。午後はにんじんの畑やほうれん草の畑を見せてもらった。元気よく大地に根をはる作物に元気をもらい、再び小松菜の作業へ。
一日目はあっという間にくれていった。

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(小松菜の出荷作業)

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(立派なにんじん)


11.17(土)

・ファームステイ2日目のカフェスタッフ3人。朝7時にアイガモ農法で活躍していたアイガモにエサをあげに行く。カモたちは、見慣れない私たちに警戒し姿が見えなくなるまでエサに近づいてこなかった。。。すこし残念。午前中は、カブの収穫に出かける。たくさんのカブに夢中になり、気がついたら泥だらけになっていた。
午後は丸山くんが長ネギの皮むきに挑戦する。泥のついた根を落とし、周りの皮を剥いていくのだが、機械を導入しているとはいえ一本ずつ手作業で行っている。磯山さんに作業を教わる丸山くんが「息子」のようで微笑ましかった。

他の野菜も同様だが、刈り取ってからが、とても根気のいることが多い。普段、何気なく手に取る野菜にいろいろな人の手が携わっていることを実感し、私たち消費者にはなかなか見えない部分あることを知り、感慨深い気持ちになった。

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(磯山さんに教わる丸山くん)

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(皆さんと休憩中。)


11.18(日)

ファームステイ最終日の3人。
朝7時にアイガモのもとへ。この日はなんとカモたちが寄ってきて目の前でエサを食べてくれた。鴨たちに認めてもらえたのか、お腹がすいていたのか不明だが喜ぶ3人。小池さんはあまりのうれしさに外敵よけに張られた電線に足を引っ掛け転ぶ始末。電流が流れてなくてよかった。その後、帰るまでになるべくたくさんの小松菜とネギの出荷作業をしようと、黙々と仕事に励む。もう1泊するか本気で悩むも断念、帰ることに。
帰る前に、カフェにも登場しているリーフレタスの畑を見せてもらった。除草剤を撒いていないこの畑は、レタスの間から雑草が生えてハウス一面に緑が広がっている。レタスと雑草のコントラストがとてもきれいで感動的だった。

お世話になった磯山さんご夫婦はじめスタッフの皆様、ありがとうございました。
特においしいご飯を用意してくださった裕子さん、ごちそうさまでした!

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(カモが集まって来た!)

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(リーフレタスの畑、美しい)

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(磯山さんご夫妻と記念撮影)