三鷹ネットワーク大学で「アニメーション文化講座」が開講されます


1963年、今からちょうど50年前、「鉄腕アトム」のテレビ放送がはじまり、アニメーションの新作が毎週、お茶の間で見られるようになりました。この「鉄腕アトム」は、予想を超える人気番組となったため、それに続けとばかり半年後には、各テレビ局でアニメの放送が始まり、と同時にいくつもの制作プロダクションが生まれました。実はこれが、現在の日本で作られているアニメーションの礎となっているのです。

今年の文化講座では、テレビアニメーションの歴史に注目し、日本のアニメーション文化を読み解きます。
60年代から70年末までのテレビアニメーションが花開いた時代の作品までを紹介しながら、貴重な現場の証言を交えつつ、解説いたします。
講師として登場していただくのが、アニメーション評論家として活躍中のおかだえみこ氏、横山隆一率いるアニメーションスタジオ・おとぎプロで修行を積み、伝説の「トキワ荘」の漫画家仲間とスタジオゼロを立ち上げ活躍した鈴木伸一氏、Aプロダクション、日本アニメーション、テレコム・アニメーションと様々なスタジオで、高畑勲・宮崎駿らと共に多くの名作を手がけ現在も活躍中の小田部羊一氏。ここでしか聞けない、取っておきのお話をたっぷり聞かせてもらう予定です。もちろん、講義の中では映像も紹介いたしますし、ジブリ美術館学芸員の三好寛もお手伝いいたします。

日時: 2014年1月17日、31日、2月14日、28日(金)19:00~20:30

場所: 三鷹ネットワーク大学(JR三鷹駅南口)

  • 三鷹ネットワーク大学の主催で行なわれる有料講座となりますが、アニメーション文化の普及啓発活動の一環として、三鷹の森ジブリ美術館が全面的に協力しています。
  • 三鷹市民だけでなく、老若男女、どなたでも参加できます。また、講座としては2回目となりますが、昨年の続きではありませんので、今回のみの受講も大歓迎です。
  • 受講は4回通しでのお申し込みとなります。一回のみの受講はできませんので、ご了承ください

講座の内容や受講料金などの詳細は、こちらでご確認の上、お申し込み下さい。
みなさんの参加をお待ちしています。

お申し込み・お問い合わせ:
NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構 
TEL 0422-40-0313(開館時間9:30~21:00/日曜日は17:00まで/月曜・祝日は休館)