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【三鷹の森アニメフェスタ2015】にて特別上映と講演会を開催します

3月7日(土)三鷹市芸術文化センターにて、「三鷹の森アニメフェスタ2015 ~アニメーション古今東西 その12~」を開催します。 毎年恒例、三鷹の森ジブリ美術館が厳選する古今東西の傑作アニメーションを上映します。 アニメーションの面白さと奥深さをお楽しみ下さい。

◆日時
 2015年3月7日(土)
 【第一部】午後1時~午後3時頃 「音楽とアニメーション」
 【第二部】午後3時半~午後6時半頃 『思い出のマーニー』特別上映と米林宏昌監督講演会

◆場所
 三鷹市芸術文化センター 星のホール

◆入場料
 無料

◆応募方法
 第一部、第二部とも200名(市民:4名1組で40組160名、市外:2名1組で20組40名)を招待します。
 2月13日(金)必着で、官製はがきに下記をご記入のうえお申込ください。

<記入事項>

 1 住所
 2 代表者の氏名(年齢、フリガナ)
 3 人数(代表者を含む)
 4 電話番号
 5 希望プログラム
(第一部、第二部どちらかを記入。1枚のハガキに1希望プログラム、複数枚の申し込みは無効。1人での申し込みも可)

<申し込み先>

 〒181-0013 三鷹市下連雀一丁目1番83号
 三鷹の森ジブリ美術館「三鷹の森アニメフェスタ2015」係
 ※当選者の発表は招待状の発送をもって代えさせて頂きます。(2月18日(水)発送予定)


◆お問い合わせ先
 三鷹の森ジブリ美術館ごあんないダイヤル 0570-055777 
 ※電話による当否確認は受け付けられませんのでご了承ください。



【第一部】午後1時~午後3時頃 「音楽とアニメーション」
アニメーションでは、映像だけでなく、音楽も重要な役割を担っています。今回は"音楽"をテーマに、ある楽曲のために作られたアニメーション、音楽を題材にした作品、音楽に彩られた作品などをお見せします。さまざまな角度から、音楽とアニメーションの素敵な共演をお楽しみ下さい。

◆上映作品
①『音楽の国』 ウィルフレッド・ジャクソン/1935年/10分/アメリカ
シンフォニーの国とジャズの国が対立する「音楽の国」の物語を、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせるミュージカルで、ユーモラスに描きます。ディズニーが戦前に手がけた短編シリーズ「シリー・シンフォニー」の一作品。

②『トムとジェリー 星空の音楽会』 ウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ/1950年/8分/アメリカ
おなじみ「トムとジェリー」シリーズの1本。トムが指揮を務める猫のオーケストラのコンサートに、ジェリーも指揮者で乱入して大騒動に。演目は、ヨハン・シュトラウスの「『こうもり』序曲」。

③『ストリート・ミュージック』 ライアン・ラーキン/1972年/9分/カナダ
路上で演奏している音楽とその様子を題材に、自由な発想と表現でアニメーション化。実写の演奏シーンから始まり、ドローイングによるアニメーションになってからは、ミュージシャンの姿が不思議な形に変化し、音に合わせてダンスをする様に動きます。
streetmusic.jpg© 1972 National Film Board of Canada. All rights reserved.

④『クラック!フレデリック・バック/1981年/15分/カナダ
一脚のロッキングチェアがたどる運命を通じて、カナダ・ケベック地方の伝統的な暮らしや文化、家族愛、自然への共感、現代文明批判などがユーモラスに描かれた作品。色鉛筆による色彩豊かな映像とケベックの土着風な音楽が調和している。
crac.jpg© Société Radio-Canada

⑤『おこんじょうるり』 岡本忠成/1982年/26分/日本
さねとうあきらの創作民話を原作に、浄瑠璃でどんな病気も治してしまう不思議な狐・おこんとイタコのお婆さんの交流を描いた人形アニメーション。軽快な三味線に合わせて澄んだ声で語るおこんの浄瑠璃が印象的です。
 okonjoruri.jpg© 桜映画社・エコー社

⑥『キミはともだち』 伊藤有壱/2004年/5分/日本
平井堅のヒット曲「キミはともだち」のミュージックビデオ。友情を歌った曲のテーマに沿って、ふとしたことから "ともだち"になった少年と竜との物語を、ネオクラフトスタイルの人形アニメーションで描きます。
 kimihatomodachi.jpg© I.TOON



【第二部】午後3時30分~午後6時半頃 『思い出のマーニー』特別上映と米林宏昌監督講演会

『思い出のマーニー』 米林宏昌/2014年/103分/日本

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2014年夏に公開された、スタジオジブリ最新作。監督は、2010年、床下に住む小人の少女と人間の少年との出会いとほのかな恋を描き大ヒットした『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌。高畑勲・宮崎駿両監督が関わらない初のジブリ作品ということでも注目されました。 米林監督は、ジブリの伝統を守りつつも、さまざまな新しいことに挑戦してきました。主に実写映画の美術で輝かしい経歴を持つ種田陽平(『キル・ビルVol.1』『清須会議』等)を美術監督に迎えたこともその一つでした。 イギリス児童文学の最高傑作とも言われる原作を、日本の北海道に舞台を移し、幼い頃に両親を亡くし心を閉ざしてしまった少女杏奈が経験する、ひと夏の不思議な出会いをファンタジックに描いています。現実と幻想が入り混じる美しい湿地を背景に、謎の少女マーニーが、杏奈の心に届けたものとは?そして、杏奈がたどりついた感動の真実とは? Wヒロインのキャストは、高月彩良と有村架純が務め、二人の少女を見守る大人たちを、松嶋菜々子、寺島進、黒木瞳といった豪華俳優陣が演じています。

映画上映後は、米林宏昌監督を招いて、作品制作時の裏話や作品へ込めた思い、さらには監督の今後の活動についても伺いたいと思います。司会及び聞き手は、東海ラジオの人気パーソナリティ小島一宏アナウンサー。

© 2014 GNDHDDTK


米林宏昌(よねばやし・ひろまさ)
yonebayashi.jpgアニメーション映画監督
1973年、石川県石川郡野々市町(現・野々市市)生まれ。金沢美術工芸大学商業デザイン専攻を中退。在学中、アルバイトで似顔絵を描き、CM等でアニメーションを制作。1996年スタジオジブリに入社し『もののけ姫』(97年)、『ホーホケキョ となりの山田くん』(99年)では動画、『千と千尋の神隠し』(01年)で初めて原画を担当。その後、『ギブリーズ episode2』(02年)、『ハウルの動く城』(04年)、『崖の上のポニョ』(08年)で原画を、『ゲド戦記』(06年)では作画監督補を務めた。また、三鷹の森ジブリ美術館オリジナル短編作品『めいとこねこバス』(02年)では演出アニメーターを担当したほか企画展示用映像『空想の空とぶ機械達』(02年)の作画監督、常設展示フィルムぐるぐる上映作品『進化論』(08年)の絵コンテ・演出など、展示用作品も手がけている。2010年に公開した『借りぐらしのアリエッティ』では初監督に抜擢。その年の邦画No.1となる、観客動員765万人を記録した。『コクリコ坂から』(11年)、『風立ちぬ』(13年)での原画担当を経て、2014年夏に公開した『思い出のマーニー』が長編映画監督2作目となる。愛称は"麻呂(マロ)"。
著書に「米林宏昌画集 汚れなき悪戯」(復刊ドットコム、2014年6月刊)がある。