GIORNALE DEL MAMMA AIUTO!
和紙っこ クロスケシール


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20150602s48.jpg湿った空気の中に濃い緑の匂いを感じる頃となりました。

この6月から新しく「幽霊塔へようこそ展」が始まっています。
美術館は地下一階から屋上まで、決まった順路はなく、自由に楽しんでいただけるようになっています。

ショップは一番上の階、二階にあり、ショップ前の廊下からは吹き抜けになっている館内を見渡すことができます。
明るい光が降り注ぐ天井扇の窓ガラスはすぐそこですし、見下ろせば空中廊下。
目の前には 大きなモザイク時計を間近に見ることもできます。
新しい企画展示に伴い、中央ホールに出現した幽霊塔をここから眺めるのもいいかもしれません。
展示を堪能していただいたら、ぜひショップにも遊びにきてください。




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和紙でフワフワ...さわれる黒い影―――【和紙っこ クロスケシール】

目の錯覚か、それとも家屋に住む妖怪...?
『となりのトトロ』に登場する、黒く小さなものたちの群れ、ススワタリ。
その姿を見たサツキとメイは 「マックロクロスケ」と呼びました。
子どもの純真な目にしか映らないというクロスケを、誰もが見られるように和紙に写しとったのがこのシールです。
周囲がフワフワの不思議なシール...
クロスケたちはどこからやってくるのか、越前和紙の里まで探しに行ってきました。

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▲和紙シール クロスケ...¥600(税別)




豊かな森と水に育まれる、ものづくりの伝統

福井県は滋賀県琵琶湖の北側にあり、越前市はその中央部に位置しています。大陸から渡ってきたモノを作る技術が今も根づいている地域です。
1500年前から紙漉き(かみすき)が行なわれ、今日、【越前和紙】として品質や種類、生産量も日本一の格式を築いています。

越前市の東に位置する今立地区...三方を山に囲まれた裾野に民家が寄り添うように整然と並んでいます。
クロスケシールが生まれるのは、その中にある一軒、手漉き和紙のやなせ和紙さんです。
工場へおじゃまし、社長の柳瀬さんにお話を伺いました。

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▲【有限会社やなせ和紙 代表取締役 柳瀬晴夫さん】
昭和30年生まれ。昭和25年に父が創業した手漉き和紙会社を、23歳で引き継ぎ現在に至る。


年季の入った木造工場ですね。すぐ後ろが山というのも独特です。

柳瀬  建物じたいは昭和25年くらい、築65年ですね。うちがこの里に来たのは途中からというか...、
父親の母が、奉書(※天皇や将軍などの上位者の意を奉じて下達する命令の文書)を漉いていたのが始まりらしいですが。
それから戦後の襖(ふすま)の需要ができて、ここに工場を建てたんです。 

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▲戦時中、紙幣用紙工場だった建物を払い下げてもらい移築された


現在、越前和紙を漉く工場はどのくらいあるのですか?

柳瀬  僕が仕事に入ったころ、37年前くらいは100軒くらいありました。
いまも機械漉きのところをあわせると60軒くらい、このうち半分が手漉きです。
でも息子さんらは別の仕事してるというところがそのうち10軒くらいでしょうか。
いまのじいちゃんばあちゃんが終わるともう紙は漉けないね、ってところがそのくらい。
それでも日本ではやっぱりいちばん大きい産地です。これだけの規模で紙漉きの業者がきちっとつまっているのは。

わずかのあいだにぐんと減ったんですね。
産地として里が定着するのには、水質が良いなどの土地独特の理由はあるんでしょうか?

柳瀬  あったと思いますよ。すぐ隣の集落では水に金気(かなけ=鉄分)が多いんです。
そういう水を使って漉くのは無理なんです。鉄分が紙に残ってシミの原因になるんで。
水って大事なんですよ。この工場の後ろには深さ50mくらいの井戸を掘っていますがぜんぜん枯れませんね。
うちは生活用水もその水を使ってます。

なるほど、安定的に良い水が必要なんですね。だから紙漉きの工房は山の麓に集まっているのでしょうか。

柳瀬  そうですね。古い文献を見ても、やっぱりこの辺に集中しているようです。
歴史的にそういうのはあるみたいで。

ここらには紙の神様、〈紙祖神 川上御前しそしん かわかみごぜんという、女神さまの降臨伝説があるんです。
紙漉きの女神さまがある日、川の上流に降りてこられて、
「ここで紙を漉きなさい」という伝説なんですけど。

そういえば全国で唯一、紙の神様を祀っていると聞いたことがあります。

柳瀬  そうです。大滝町の神社にそれが祀ってあるんですよ。それって言うと悪いけど(笑)。

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▲【紙祖神・岡太神社 大瀧神社】
やなせ和紙のある大滝町にある荘厳な神社(※写真は権現山の麓に建つ里宮)。
約1500年前、岡太川(おかもとがわ)の川上に現れたお姫様が、村人に豊かで清らかな谷の水で紙を漉いて生計をたてるように告げたという伝説があり、
以後、姫を紙祖神 川上御前として崇めた。
そののち、岡太神社を建立してお祀りし、現在でも大滝町を中心に紙漉きの伝統が継承されている。



技術交流が息づく、和紙の里

長い歴史のうえに成り立っている越前和紙の、実際の手漉きの技はどんなものなのでしょう。
工房の奥、薄暗い空間に大きな〈フネ〉(漉舟=すきふねとも言う。和紙の原料をためておく水槽)が据えられています。
その両側に女性がひとりずつ立ち、高い天井から下げられた〈桁〉(けた)を巧みに操って、〈フネ〉に張られた紙料を濾しています。

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▲言葉などでの合図はなく、完全にふたりの呼吸だけで進む作業は荘重で、窓から差し込むかすかな外光に照らされる姿は、
まるでフェルメールの絵画のようにも見えてきます...。

水音しかしません...合図とか掛け合いとか、言葉のやりとりはないんですね。

柳瀬  ほとんどなし。ちょっとしたお互いの手の動きやら、呼吸、タイミングが合図になっています。
ベテランと若手でペアになってやっていくうちに、
だんだん若手が感覚をつかんでいって、いずれは若手もリードするようになるんです。

われわれの越前和紙では女性が紙を漉きます。
うちで漉く紙は特に大きいので、あとの乾燥は板も重いし、そちらは男の仕事になります。
原料の段取りと、乾燥はわれわれ男性の仕事。漉く作業はどうしても根気が必要じゃないですか。
やっぱり根気が必要なものは女性が向いているみたいです。

ある意味、理想的なかたちですよね。宮崎駿監督の映画『もののけ姫』のタタラ場だったり、
『紅の豚』のピッコロ社なんかも工場は全部女性たちがやっている、あの世界の一部のようです!
工場で働くひとたちは、どこも家族単位が基本なんですか?

柳瀬  手漉きでやっているところは家族がメインですね。
向こうで紙を漉いていたベテランの女性は、僕の姉です。息子も手伝ってくれていますし身内がほとんど。
それでも、勤めていた人が何らかの理由でよその工場に行くと、うちらの技術もそっちに流れる。
その逆もあります。「あそこではどうやって紙を漉いてるの?」って。そういうのはお互いさまで。
そうやって産地全体で保たれているんです。

自然と里全体が混じっているんですね。

柳瀬  そうですね。私らの世代では〈青年部〉と言って後継者ばかりでグループを作って、
教え合おうよ、ということもするようになりましたね。工場も自由に入れるようにして。
現在ですと、うちの息子の青年部は6、7人しかいないんですが、夜はみんなでうちに来て紙を漉いてますよ。

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▲毎年、青年部で一緒に作るという越前和紙オリジナルカレンダー

昔は工場を自由に出入りするようなことはなかったのですか?

柳瀬  ああもう、隣の工場なんて絶対に入れなかった。
いまでは、昔からやってる仲いいメンバーは「まいど~」とか言いながら自由に入れますけど、
ほかの工場には勝手には絶対入れません。
道具の形とか、どう流すかとか、工場によって違いもあるんです。
同じような仕上がりの紙でも、じつはやっていることが違う、ということはいっぱいあるんですよ。

同じ材料で同じように作っていても、それぞれ違う味になる...。
料理で言えばおふくろの味のようなものなんですね。



越前和紙、美しさの秘訣

美しい仕上がりの越前和紙。効率のよい機械漉きとの違いや、大切に継承されてきた手漉きの技など、
そこには何が隠されているのでしょう?

手漉きの和紙を拝見してきましたが、これまでに機械化の波のようなものがあったんでしょうか?

柳瀬  ありましたね。そりゃもう。
機械のほうも手漉きに近いもの近いもの...って作れるようになってきてますから、
だんだん手漉きの居場所がなくなってきて。

手漉きと機械漉きの違いはどのようなものなんですか?

柳瀬  製造の行程で、〈ねり〉を使うかどうかがあります。
手漉きの和紙は、トロロアオイという植物の根から抽出される粘性のある〈ねり〉を使うんですね。

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▲トロロアオイ=黄蜀葵(おうしょっき)の根をつぶし、一晩水に浸けトロトロになった〈ねり〉

この〈ねり〉を原料の水(紙料)の中に混ぜて漉くんです。
とろみのある原料を含んだ液を〈桁〉(けた)にくみ上げ、巧みに揺り動かすことで、繊維が均等に重なってふわっとした風合いになります。


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▲〈フネ〉の表面で、水(紙料)が複雑な波紋を描き繊維がからみあっていきます

これに比べて機械漉きの製法は、原材料を水と一緒に流し、すぐに水分を吸引し、圧縮、乾燥といっきに行います。
ですから、繊維の隙間がなくなり、密度の高い硬めの紙になるんです。
これは目で見るより手でさわると違いが感じられます。

仕上がりの風合いが大きな違いなのですね。
そんな製法の差はあれど、最高級であることに変わりない越前和紙ですが、その独特の特徴や他の産地との違いというとなんでしょう?

柳瀬  いろいろありますけど、キレイですよ、越前和紙は。よその産地もゴミは取り除きますが、
越前和紙はある意味「キレイすぎる」、と言われるくらいの品質です。
それと、細かい柄をつけるのも越前和紙だけですね。

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▲根気よく、真っ白になるまで続く塵をのぞく作業

柳瀬  あとは、越前和紙はお客さんに「こんな紙を漉いて」って言われても大抵ありますし、もしなくても、どこかで漉きますよ。

それは福井の人の県民性でしょうか?

柳瀬  なんですかねえ? なんでも挑戦したがるんですかね(笑)。

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▲たくさんのパターンで厚い越前和紙襖紙の見本帳。



クロスケシールができるまで

いよいよクロスケシールがどうやって生まれるのかを見てみましょう。
この商品は、やなせ和紙さんが開発した【和紙っこ】というシリーズのひとつです。

【和紙っこ】を初めて見た時、「これ、面白いなぁ」と思いました。
水でぬらすだけでいろいろなところに貼れる、和紙のシール...。このアイデアはどうやって思いついたのですか?

柳瀬  うちは金型を使う模様襖の流し込みの技術でタペストリーも作っていたんです。
その色合いを見る為に絵柄だけを試しに漉くことがあるのですが、それ自体できれいだし、これを何かに使えないかなぁと考えたことがあったんです。
で、ガラスにも和紙をそのまま貼れたら面白いのではないか、と。
昔の人はすりガラスが割れると、丸く切り抜いた紙を貼って直したでしょう?
普通の透明なガラスに貼れば目隠しとかにもなるし、くっつくようにできんやろうかと。

サクラの花びらが描かれた【和紙っこ】を見て、和紙の風合いと絵柄がマッチしていてとてもきれいでした。
それで「これ、クロスケで作れませんか?」とお願いしたんですよね。

柳瀬  そうでしたね。【和紙っこ】をご覧になって、声を掛けていただきました。

越前和紙という伝統ある高級和紙を私たちの身近な商品にされていて、その遊び心がいいなぁと思いました。

柳瀬  ありがとうございます。もうその場で商品のイメージをお伝えいただきました。
ただ実際に試作に取り掛かるとこれが大変でした...。

目の部分がなかなかうまくいきませんでしたね。

柳瀬  目の表現次第で表情が全然変わってしまうんです。なかなかOKがいただけず、どうやって表現するのが一番良いのか...当時は悩みました。

しかも、和紙の特徴を活かしてクロスケの周りのフワフワした感じを出して欲しい、と無理なお願いもしました。

柳瀬  はい(笑)。試作を始めた時は、繊維が長い〈楮〉(こうぞ)なら、クロスケのフワフワした毛も再現できるし、「これならいける!」と思っていました。
それでもご希望の風合いを表現するまで、結局10回くらい試行錯誤を繰り返しました。
その結果フワフワを表現するのには手でちぎるのが一番いいってなったんです(笑)。

そうなんです。一枚一枚手でちぎってもらっているんですよね。そのおかげでよい風合いが出ています。

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▲「美術館まで行けなかった子がいくつか工場の中にいます(笑)」(柳瀬)

柳瀬  では実際にクロスケシールの作り方をご覧いただきましょう。まず紙料を段取りすることからはじめます。
〈楮〉を原料に使い、〈ねり〉を加え手で撹拌します。

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柳瀬  次に、紙料を小さなサイズの型枠に流し込みます。
流し終わると和紙ならではの凹凸が出るよう、全体にシャワーをかけます。

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柳瀬  これを乾燥させたものに、クロスケの絵をつけて切り抜きます。

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柳瀬  周囲はひとつひとつ手でちぎることで独特の風合いを出しています。この時に、水だけで貼ってはがせる加工もします。

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柳瀬  楮は、破ったときにこの毛がモヤモヤといっぱい出るので、クロスケの周りの毛羽ができるんですね。
〈三椏〉(みつまた)、〈雁皮〉(がんぴ)などの他の原材料ではこれは出ない。
楮に比べて繊維が短いのでもっとキレイに切れてしまうんです。

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▲ちぎられた紙の破片をクローズアップすると、たくさんの繊維が



おわりに

日本人の生活からは縁遠くなり、その風合いそのものが珍しいものとなりつつある和紙...。
私たちのこれからの生活と和紙との関係を、柳瀬さんはどのようにとらえているのでしょうか。

和紙を取り巻く環境には、どのような変化があるんですか?

柳瀬  和紙と言えば一昔前は襖や障子でしたが、住宅の洋式化でめっきり減りました。
文書関係の紙ですと、ひところは便箋、封筒が主流だったんですが、
これらはメールの時代になってから一気にその需要はなくなりましたね。
特にお年玉年賀はがきができてから、この辺の葉書を漉いていた工場は、全部、仕事がなくなりました。
僕の友だちのところは、昔はお盆過ぎた頃から日本酒の酒ラベルが入ってきて何年か続いたんですが、
今度は日本酒ばなれが(苦笑)...いろいろ大変なんです。

でもいま再び、【和】のブームで和紙に対する注目度は上がっているように感じますが。

柳瀬  ちょっとそんな気もしますね。何年か前に和紙ブームがあって、
去年また、日本の手漉き和紙技術がユネスコの無形文化遺産登録に決まって、少し盛り上がりました。
じつはレンブラントが越前の和紙を使っていたということらしくて、最近、知事も協力してくれてます。
うちの和紙工業協同組合の理事長も知事と一緒にオランダに行って調べたりしています。

海外からの注文はあったりしますか?

柳瀬  わたしらに直接はないですけど、地元の問屋さんを通してとかはあって、けっこう出てますね。
ヨーロッパなどから大きな壁紙の注文が来るんです。

海外の方に和紙が受け入れられていることは大変嬉しいことですが、やはり日本でももっと身近に感じてほしいですね。

柳瀬  そうですね。できるだけ、どんなかたちでもいいんで和紙になじんでいってもらおうと。
クロスケシールもそうですけれど、和紙というものを、
少しでも身近に感じてもらいたいという思いがあって。

じつは京都の文化財や寺院などにも、私のところの和紙を使っていただいているんですが、
入っていくのはそういった特別なところばかりで、もう普通の家庭ではごくわずかになってしまいました。

微妙やけど和紙のブームがあるあいだに、できるだけ身近に置いてもらえる様な物を作り、
生活の中に少しでも取り入れてもらって、手漉きの和紙のやさしい風合いを肌で感じてもらえたらなと思っています。

なるほど。私たちも、もっと和紙に寄りそってやわらかく暮らしていきたいなと、改めて思いました。

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▲クロスケを身近に、こんな使い方


今回お話をお伺いし、1500年前の降臨伝説から現在に至るまで、
里の皆様が自然を敬い、共存し、助け合うことで和紙の技術を受け継がれてきたことを知りました。
ものづくりの技とクロスケとの結びつきはたいへん幸せな出会いであり、
越前和紙の里の方々の心の豊かさあってのものだと、心強く思いました。
今日はありがとうございました。

(2015年4月15日、福井県越前市大滝町、やなせ和紙にて)






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今回ご紹介するのは新企画展示「幽霊塔へようこそ展」にちなんだ商品です。

みにちゅあーとシリーズ 「幽霊塔」「カリオストロの城」 ... 各2,600円(税別)

minityua-toyuureitou.jpg©モンキー・パンチ/TMS・NTV
紙のパーツを自分で組み立てて建物やキャラクターが作れる、大人気のみにちゅあーとシリーズ。美術館のオリジナルデザインとして、新たに幽霊塔、カリオストロの城の時計塔が加わりました。紙でできているとは思えない本格的な塔を組み立てられます。精緻なミニチュアの世界の魅力にはまってしまうかもしれません。
みにちゅあーとシリーズの詳しい説明はコチラ


「腕時計」 ...20,000円(税別)「懐中時計」 ... 22,000円(税別)

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幽霊塔のお話にでてくる時計は、財宝が隠された迷宮へとつながる秘密の入口。そんな謎に満ちた幽霊塔の時計をイメージした腕時計と懐中時計ができました。重厚感のある素材は、古めかしい加工を施した真鍮。歯車の飾りが今にも動きだしそうで不思議な雰囲気を醸し出しています。文字盤は12の刻が漢字で記されたもの。長針と短針をつけて実用的になった和時計です。懐中時計には、塔のレンガを模した台座もついています。宝の秘密を握ったようなどきどき感を胸に、ぜひ手にとってご覧ください。


「吹き出しふせんメモ」 ... 600円(税別)「ミニメモ帳」 ... 400円(税別)

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「幽霊塔へようこそ展」のために描かれた宮崎駿監督の挿し絵が素敵な文房具になりました。漫画風に吹き出しになっているのは、江戸川乱歩と幽霊塔に登場する美しい女性、秋子のふせんセット。メモ帳は展示パネルの中で描かれたキャラクターや風景を縁取りにしています。見所いっぱいの「幽霊塔へようこそ」展の思い出に、このちょっとユニークな文房具で楽しいメッセージを書いてみてください。

※商品は品切れの場合がありますので予めご了承ください。