2003年06月



06月01日(日)
昨年に引き続き、カフェのデッキにてラムネとビールのワゴン販売が開始される。しかし、あいにくの雨で人気は今ひとつだったそうだ。はやく梅雨が明けないかなあ。


06月02日(月)
閉館後、中央ホールで今日が最終出勤日となった吉川君を囲む会が開かれた。
オープン当初から1年半以上働いた吉川君は、感激のあまり泣きじゃくってしまったそうだ。みんなのメッセージが書かれた色紙やプレゼントが次々と渡されたが、一番うれしかったのは、大好きな石井君の抱擁だったとか。

14日に日本テレビで放送予定の特番のための撮影が行われる。

ジブリの田中さんが、美術館アトリエにできた新部署「イベント事業課」に初出勤。アトリエに自転車通勤者がまた一人増えた。


06月04日(水)
昨日の休暇を利用して、心身のメンテナンスに出かけた北嶋さん、大口さん、滝口さん、石光さんの4人。石光さんから早速「ピカピカになったよ」と携帯メールをもらった机さんは、その潤いぶりを楽しみに美術館へ出かけたが、そこにはいつもどおり健康そうな石光さんがいたとのこと。


06月05日(木)
トライホークスにて第11回目のお話の会が催された。読み手は土屋さんと菅井さん。40人ほどのお客様が集まり、とてもにぎやかな会だった。なかでも子どもたちが相槌を打ちながら一生懸命聞いてくれているのが、読み手としてとてもうれしく、楽しく読めたとのこと。今後もレパートリーを増やしていく予定だ。


06月06日(金)
今月はじめからショップで「父の日キャンペーン」が行われている。ネクタイ、カフス、タイピン、ZIPPOと、お父さんに喜ばれるようなアイテムがキャンペーン対象商品として販売されている。


06月07日(土)
今日からカフェのデッキに「蚊取り豚」が出動した。もうそんな時期なのか。


06月08日(日)
明日から9月7日まで東京都現代美術館で開催される「スタジオジブリ立体造型物展」の設営のため、担当の橋田さんは現代美術館に缶詰状態になる。缶詰になる前に、スタッフに一気に伝達事項を伝えようということで、昼から夜まで気合の入った長い会議が開かれた。


06月09日(月)
ホワイエでの横山さんの作業も今日で終了。この日は、来場していた子どもが飛び入りで参加し、石を一緒に埋めるというハプニングもあり、横山さんも笑顔で作業をしていた。ホワイエの他でも作業する予定なので楽しみだ。


06月10日(火)
大規模なスタッフ研修が行われる。

一階常設展示室の編集スペースにあるシネマン(編集作業でフィルムを見る装置)を修理に出すため、苦肉の代案としてライトボックスに適当な長さに切ったフィルムを置いたものを設置する。


06月11日(水)
昨日シネマンの代わりに設置したライトボックスにどんな反応がくるか心配していたスタッフだが、フィルムに下から光をあてているため、フィルム1コマ1コマを直接じっくり見ることができて、好評のようだ。


06月12日(木)
某ビデオの撮影が早朝から夜遅くまで行われた。前回寝坊でひやひやした田村さんは、集合時刻の40分前に美術館に着いて余裕の表情で事務所へ行った。が、なぜかすでに制服に着替えパソコンに向かっている深谷さんに「遅いよ」と言われる始末。そんな深谷さんは早起きがこたえたのか、午後3時ごろには倒れそうな顔になっていた。


06月13日(金)
父の日を目前に、ショップの父の日キャンペーンが佳境を迎えている。ショップ内では、真剣にネクタイの柄選びをしているお母さんと娘さんなどがいて、とても微笑ましい光景がひろがっている。


06月14日(土)
現代美術館で「スタジオジブリ立体造型物展」が初日を迎えた。会場は、家族連れで大賑わいとなり、このイベントに命を懸けている橋田さんは、ほっとした様子だった。会場に行った田村さんによると、たくさんのお客さまを前に、スーツをバリッときめて働いている橋田さんの笑顔が輝いていたとのこと。しかしその顔色は、連日の深夜作業で青白かったらしい。


06月16日(月)
堀口さんが家族で美術館に訪れた。館内で堀口さん一家を発見した草野さんが、お子さんに「お父さん、優しい?」と聞いてみると、すぐさま大きくうなずいたそうだ。普段は見られない堀口さんのパパぶりであったらしい。


06月17日(火)
先週に引き続き、スタッフの研修が行われた。カフェでの研修に参加した石光さんも、佐藤シェフの指導のもとカツサンド作りを学んだ。食材をそろえたり、味を均等にするのは大変だなぁ、としみじみとしたのも束の間、自分で作ったカツサンドをしっかりといただいたそうだ。


06月18日(水)
事務所に派手な色をした蜘蛛が出現した。怖がる高橋さんに助け舟をだした草野さんも悪戦苦闘。そこへ深谷さんが登場し、子どもを抱きかかえるように蜘蛛をすくい上げ、外に逃がしていた。その後、草野さんが「私には高橋さんのように蜘蛛を怖がる可愛げがなくなってしまった…」とつぶやくと、深谷さんがすかさず「もともとないじゃん」と失言し、乙女心の傷口に塩を塗っていた。


06月19日(木)
今日は堀口さんの誕生日。会う人みんなに「おめでとう」と言われたそうだ。
昨日が北川さんの誕生日ということで、2日連続事務所内に「おめでとう」が飛び交っていたことになる。


06月20日(金)
美術館アトリエにて川口さんの送別会が開かれる。宍戸さんがエクセルを駆使してデザインした“いかす”包装紙につつまれたプレゼントは、自転車グッズの詰め合わせ。最近健康のために自転車を始めた川口さんに、吾朗さんが見立てたサングラスなどが贈られた。予想以上にサングラス姿が決まっている川口さんを囲んで、会は大いに盛り上がった。

この送別会のために佐々木さんが“中華ちまき”を作ってくれた。これが、絶品で、一人1個の割り当てだったが、こっそり2個以上食べていた人がたくさんいたようだ。


06月21日(土)
スタジオジブリ立体造型物展を開催している現代美術館で、ラムネの販売を開始した。とても暑かったため大好評。企画者の橋田さんは「今度はビールも売りたいなぁ」と、今すぐ飲みたいぞという顔で言っていた。


06月23日(月)
代表者会議の出席者が各部署からアトリエに集まったのだが、肝心の吾朗さんが前の予定が押してしまって来られず、1時間遅れることに。そのことを知らずに集まった人たちは、アトリエの中をうろうろしたりと所在無げだったが、あきらめて美術館へ引き上げていった。


06月24日(火)
アトリエでセル画の彩色作業の見学が行われた。事前にビデオで予備知識を仕入れて参加したメンバーは「どこから塗っていくのか?」「クミ線とは何か?」などつぎつぎと質問をしていた。6月まで美術館スタッフとして働いたジブリの仕上げスタッフの森さん、守屋さんが、慣れた手つきで本業をこなす様子を目の当たりにして、参加メンバーは「すごい」を連発していた。


06月25日(水)
フィアンセに買ってもらったというお気に入りのピアスをつけてきた高橋さん。
ニワトリをモチーフに、水色、黄色、白という楽しげな彩色が施されている。目ざとく見つけた大口さんは、ニワトリが卵を産んでいるようなその造型が気になり、じっと見つめてしまったそうだ。


06月26日(木)
玉川さんと今井さんと伊藤くんが昼から寿司を食べに。といっても、お皿に乗った寿司が目の前を通過していくお店だが。しかし、今まで回転寿司に行ったことがない玉川さんは、そのシステムに感動して子どものように目を輝かせながら食べていたそうだ。


06月27日(金)
7/5(土)に放送予定の日本テレビの特番収録のため、たてもの園と現代美術館へ立会いに行った西岡さんと机さん。ロケは順調にすんだそうだが、たてもの園から現代美術館への移動で渋滞に巻き込まれてしまい、移動だけで2時間もかかったそうだ。しかし最初はつらかったもののいつのまにか熟睡してしまい、到着した頃には二人ともすっきりさわやか気分だったとのこと。


06月30日(月)
新常務の横山さんが美術館アトリエに初出社。昼食では、三鷹に不慣れな横山さんを高橋さんと玉川さんとがうどん定食屋に案内し、うどんをすすりつつの団欒をしたそうだ。