2025年8月 ~熱意~
8.1(金)
・閉館後、全スタッフが休憩室に集合し、この猛暑を乗り切るための活力を養おうと、暑気払いを行いました。
近隣店の方が握ってくださった大きなおにぎりや、カフェスタッフ渾身の「サスティナブルメンチカツ」(普段は処分する食材を余さず使用した一品です)の他、「ローストポークと夏野菜のトマト煮込み」「よもぎのクレープ」「梅胡瓜と自家製梅かつお」「ココナッツカレー」などを心ゆくまで堪能しました。満腹にもかかわらず、「2色のぶどうゼリーも!」「成田さんからの差し入れのすいかを食べないと」といったデザートまで楽しむ面々からは「食べすぎた」という声が漏れましたが、両手に元気の源を抱えた皆の顔は、なんとか夏を団結し乗り切る力がみなぎっていました。
8.2(土)
・ショップでワラワラを見ていた小学生の男の子たち。「ワレ、ワラワラ。ワレワレ、ワラワラ」と繰り返し、楽しそうに遊んでいました。それが聞こえていたショップスタッフは「ワレ、ワラワラ。ワレワレ、ワラワラ」と一日中脳内ジャックされたそうです。
8.3(日)
・いよいよ8月夏本番...、と思っていると、早々に秋も落ちていました。
8.4(月)
・今年も、「三鷹の森フェスティバル2025」の開催が決定し、出演者などのお知らせがはじまりました。今年はゆったり楽しんでいただけるよう、プログラムなどに熟慮を重ねました。
8.5(火)
・大ヒット映画『国宝』話に花を咲かせていた天内さんと鵜木さん。沖縄に帰省していた鵜木さんが真っ黒に日焼けした姿でお土産を配ると、お土産コーナーには鵜木さんの新しいニックネームを記した名前が貼られていました。
8.6(水)
・カフェ店内でぐったりと疲れた様子の3歳と5歳の女の子たち。パティオの井戸水を漕いでいたら、力を使い果たしてしまったとのこと。昔は子どもたちも井戸を漕いでいたサツキとメイの話をきくと「それは大変だね、お水を大切にしなくちゃいけないんだね」と話し合っていました。
8.7(木)
・猛暑日が続く8月。35℃以上が16日間続き、東京都で観測史上初の10日連続だったそう。休憩室では、スタッフ用アイスが振る舞われ、お互いに熱をためないよう注意しあっています。
8.8(金)
・来週末は三鷹阿波踊りです。今年参加2年目の野村くんは、オリジナルTシャツをもらってより気合いが入ったよう。熱気に満ちたアツい夜になりそうです!
8.9(土)
・企画展示室の「おわりに」のパネルをじっくりと読まれていたに20代後半の日本男性。生成AIの研究をしているそうですが、お話を伺うと、「吾朗さんもまさに自分と同じ考えを持っていらして心打たれました!」とのことでした。
8.10(日)
・展示室内でクイズをずっと出してくれる子、自分の宝物を見せてくれる子など、展示室や館内のあちこちで、夏休みらしい、子どもの活気が感じられます。
<こちらは少年の部屋にある宝箱です>
8.11(月)
・<鳴る椅子>や<水飲み台>根岸創さんの個展が、東海ステーションギャラリーにて10月5日(日)から始まるそうで、美術館の作品も写真で見られるとのお話が。展示がはじまるのが楽しみです。
8.12(火)
・少し日の入りが早くなってきたように感じます。
8.13(水)
・お客様が集まって何やら撮影中。そのカメラを向ける先にいたものは、こちらでした。
8.14(木)
・今日も暑いので、水飲み台は大活躍。たくさん飲まれています。
8.15(金)
・今夜は金曜ロード『火垂るの墓』。終戦80年を迎える今日この日、ご家族でご覧いただきたく、展示室も気合いが入ります。
8.16(土)
・昨日はご視聴ありがとうございました。一夜が明け、三鷹阿波踊りに美術館スタッフも参加します。
水分をとりつつ、着替えを済ませました。今宵は笑顔でがんばります。
8.17(日)
・夜には、三鷹阿波踊り表彰式が。『ジブリ美術館賞』は国分寺連に贈呈させていただきました。おめでとうございます!みたか市役所連は『三鷹市議会議長賞』を受賞しました。
8.18(月)
・雷雨の影響により各所の封鎖やゆっくりクローズ。今日は激しい雷が聞こえる時間もあり、建物内で少し避難してもらいました。天候が安定している際の夏の夕暮れはこんな感じの趣なので撮影したくなりますが、急な雷雨もありますので、どうか十分にご注意ください。
8.19(火)
・現在スタッフには「鈴木さん」が何人もいて、「施設管理の鈴木さん」「運営の鈴木さん」など、部署や下の名前で呼ばれることも多いです。ちなみにプロデューサーの鈴木さん、今日が誕生日でした。
8.20(水)
・とても立派なカブトムシを発見!子どもたちと一緒になり、大喜びで興奮していたカフェスタッフでした
8.21(木)
・とある場所に出向き、次回企画展示物のやまを確認した運営スタッフたち。展示される現物を拝見すると、具体的な運営イメージが鮮明に湧いてきます。特に今回は、山脇さんが実際に使用されたり自作された可愛らしい品々が大量にあります。維持管理は大変そうですが、手芸や創作が好きなものにとってはまさに垂涎の的。そして収集癖が強めのものからは、ある種肯定された気持ちになるそう。二宮さんは「私の部屋なんて、まだまだかわいいものでした」と元気になってしまったそうです。引き続き準備に精を出しますのでお楽しみに!
<こちらは山脇さんが使っていた箱。このまま欲しい、という声が>
8.22(金)
・今夜放映の金曜ロードショーは『崖の上のポニョ』。明日から、天井をみあげると「ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ...」と自然に口ずさむ方が増えることでしょう。実は、スタッフも、心の中ではふとしたときにのメロディを歌っています。
8.23(土)
・三鷹ネットワーク大学開設20周年を記念し、「アニメーション美術の技法で『空と雲』を描こう」という特別講座にジブリ美術館として協力しました。背景美術の渡邊洋一さんじきじきに絵筆をつかい絵を教えてもらった小中学生の皆さん、「アニメーションでみた空を、自分の手で描けるようになりたい!」と集まってくれた気持ち、スタッフもうれしかったです。
8.24(日)
・夕日が反射して染まる雲。まるで背景画として描いたような美しい雲でした。
8.25(月)
・緑の中に埋もれるようにあるジブリ美術館の出口。
8.26(火)
・休館日を利用し、いつもお世話になっている日清製粉の皆様をお招きした特別イベントを行いました。ジブリとのお付き合いのきっかけとなった話や、館内企画スタンプラリーなどの企画を日本全国からお越しくださったご家族に楽しんで頂きました。限られた時間ではありましたが、子どもたちでにぎわう雰囲気は、夏休みの思い出として心に残る、スタッフもたのしいひとときでした。
<ご挨拶の様子>
<スタンプラリーは、2階ギャラリー、1階常設展示室、ごあんないじょ、カフェの4箇所におかれました>
<半田くんは「お兄さんスタンプ押すのうまいね」と褒められてました>
8.27(水)
・ジジの横に、ステンドグラスのふりをしているモノがいつのまにか紛れていました。見つかりましたか?別に普通じゃない?とおもった方は、デッキブラシにご注目ください。
8.28(木)
・「こんな蟲つかまえたら、一発で夏休みの宿題終わりじゃん!」とショップの棚をじっと見ながらつぶやいていた小学生のみなさん。夏休みの終わりの苦労が偲ばれます。
8.29(金)
・今夜の金曜ロードショーは『もののけ姫』。こちらのステンドグラスも大人気です。
8.30(土)
・『もののけ姫』公開前年の1996年から、毎年スタジオジブリで制作している「アートフレームカレンダー」と「となりのトトロカレンダー」。早くも来年分のご予約が始まりました。毎日ずっと一緒にいられますように...。
8.31(日)
・この朝の時間、スタッフ達は毎日ドキドキ、そしてワクワクしています。朝の開館の鐘は、屋上からはじまります。