2025年10月 ~秋のみのり~
10.1(水)
・学芸チームがなにやら細かい作業を集中して行っています。『山脇百合子の仕事部屋』展でたくさんの絵が展示されるのですが、絵を美しくみてもらうための額装作業のひとつです。伊藤さんいわく、「この世にはいろいろな仕事があり、説明もいろいろできますが、"薄い紙を厚い紙にひたすら差し込む"という仕事もあるんですよ」とのことでした。

10.2(木)
・「毛虫のボロ」のマスコットは、ヒモを引っ張るとブルブル振動する仕組み。その事をご存知ないまま買われる海外の方も多く、ひもをひくと「fantastic...!」と大変驚かれます。ショップスタッフは「手品師になった気分!」と、今日もボロのブルブルショータイムをして楽しそうにしています。

10.3(金)
・企画展示用に功刀さんがコツコツ制作していたものが、3冊完成していました。山脇さんご自身が制作していた切り絵を集めたものです。紙を等間隔に蛇腹に折りたたみ、ハサミで切り取って広げると繋がった絵ができあがります。これを山脇さんは独自に工夫を重ね、愛らしい作品をたくさん作られました。どれもとても魅力的な出来栄えで、思わずこのまま本として買いたい、と思うほどです。

10.4(土)
・故郷の大分で休暇を過ごしていた二宮さんから、栗とかぼすの差し入れが届きました。栗の食べ方を書いたお手紙がついていたり、包んであった新聞紙が「かぼす大使」の記事だったりと、二宮さんらしさがたっぷりつまった小包に、スタッフはつい笑みがこぼれていました。

10.5(日)
・トライホークスのウィンドウディスプレイ。「とっても美味しそうだね」「私、あれが食べたいな」と小学生の女の子たちが、覗き込んで話していました。

10.6(月)
・どんぐりが、いつの間にかこんなことになっていました。

10.7(火)
・昨夜は中秋の名月でした。外エリアの成田さんも素敵な満月の撮影に挑戦。しかし上手くいかず...。これは屋外トイレの電球です。

10.8(水)
・そろそろお役御免間近の蚊取り豚。「また来年、よろしくお願いいたします」と声をかけられふき上げられていました。

10.9(木)
・台風22号に伴い、大雨特別警報がでていました。本日は券面どおりのご入場時間に間に合わなくても大丈夫です。スタッフも自分の身を守りながらですが、皆さんをお待ちしますのでゆっくりとお越しください。
10.10(金)
・受付の近く、今朝になってひょっこり現れていたもの。台風が連れて来たのでしょうか。

10.11(土)
・最近は急に気温も下がり、冷え込む日も出てきました。土日祝限定ワゴンの制服も、Tシャツからネルシャツへ衣替え。カフェの田中さんが、「Tシャツはまた来年」と丁寧に畳んでいました。

10.12(日)
・「三鷹の森フェスティバル2025」本日開催です!今年も司会の成田さん、早朝から公園の片隅のベンチで、頭をかきむしりながら台本を読みこんでいます。

このイベントは、毎年多くのご家族連れや愛犬家の皆様で賑わい、終始和やかな笑顔に溢れています。心を込めて準備した担当の田中くんや小川くんは、素敵なステージを広げてくれたアーティストや姉妹都市の皆さんに本当に感謝し目を潤ませていました。
<D.W.ニコルズさんのステージ>
<ジブリ美術館の屋台>
<ローソンさんの屋台ではスーパーボールすくいが新登場>
<POKIは「瞳孔開いちゃってんじゃん!」爆笑されていましたが年々人気者になってきています>
来年も、より一層愛される森フェスとなるよう、がんばります。また来年、森でお会いできる日をお楽しみに。
10.13(月)
・毎朝この時間に、地下1階にある時計のゼンマイを巻いているスタッフの鈴木さん。最近お疲れ気味な鈴木さん、「鈴木さんにゼンマイがあれば巻いてあげたい」と思ってみんな見守っているそうです。

10.14(火)
・カフェの薪ストーブに使用する薪がパティオに入りました。ズラッと並ぶと冬が近いな、と感じます。今年の冬もカフェでほっとひと息ついてください。

10.15(水)
・食欲の秋。あたたかくて美味しそうなにおいに誘われてか、虫たちもここには入ってみたいのでしょうけど、許されませんでした。

10.16(木)
・このポストカード、実は鳥が羽ばたい見えるように作られています。「どんな風に?」と思われた方、ショップでぜひ試してみてください。

10.17(金)
・カフェデッキに、秋らしくコスモスが植えられています。周辺にほんのり甘い香りがただよい、いつもにもまして穏やかな空気を感じます。

10.18(土)
・カフェデッキで販売していたラムネが、ホットコーヒーに切り替わりました。季節の移り変わりを感じます。

10.19(日)
・ご家族で時々遊びにきてくれる3人きょうだい。もって来てくれたセミの抜け殻を、「ここに飾っておくね〜!」と、植栽に飾りつけてくれました。
<蝉のなる木>
10.20(月)
・小学2年生の女の子。「動きはじめの部屋」の展示物について様々な質問をしてくれた。「上昇海流」では「ここから見るとロボットが見えるのに、向こう側にいる人が見えないのはなぜ?」、トトロぴょんぴょんでは「この木はクスノキかな?」など、細かい部分までよく見てくれていて、最後には「ここに来たのは2回目だけど、このお部屋が一番好き!」と教えてくれました。

10.21(火)
・涼しくなると同時に雨も増えてきました。雨の日のテントに入ったとたん、「あ、トトロ!」という子どもたちの声があちこちで聞こえてきます。そのスピードたるや、よくみているなあ、と感心してしまいます。

10.22(水)
・毎朝、連絡事項を共有するスタッフ朝礼。「大事なことは手書きでメモして頭に入れます」と真剣に、でも元気に笑って一日が始まります。2026年度採用募集中です。仲間に加わるみなさんをお待ちしています。


10.23(木)
・カフェの「イチゴのオムレット」におやつに持参した「きのこの山」をさして食べていた4 歳の男の子。「イチゴの木のケーキ」とネーミングしたそう。席に戻ってきたお父さんに「見て!見て!」と言うと、お父さんは、え?何?としばらく考えこんでいました。あまりにも馴染んでいて気づかなかったご様子。かなり上手なちょい足しだったそうです。
<こちらは普通の「イチゴのオムレット」>
10.24(金)
・美術館とパークで観たという短編以外のパンフレットをまとめて購入された男性。「美術館を堪能して、この後4Kの『もののけ姫』を観に行きます!」と嬉しそうにお話してくださいました。

10.25(土)
・夕刻、ご近所の小さなおばけたちが、みんなでやって来ました。

10.26(日)
・屋上庭園も秋です。

10.27(月)
・カフェ店内のある壁に、突如としてドングリが飾られていました。「トトロのを、拾いました。」とごあんないじょに忘れ物として届けられたり、あちこちに子どもたちの手によってドングリが運ばれる季節がはじまっています。

10.28(火)
・火曜日の休館日に、となりのグラウンドで三鷹の飲食店の方々と野球部が試合をしました。清々しい秋晴れの中、結果も清々しいほど、見事な惨敗だったそうです。

10.29(水)
・今年もショップの冬の風物詩、金貨チョコの販売が始まりました。

10.30(木)
・11月19日開始の新しい企画展示『山脇百合子の仕事部屋』展の準備が、佳境を迎えています。山脇百合子さんの仕事部屋につまった膨大な作品や愛らしいコレクションを、まとめてご覧いただけます...!

10.31(金)
・企画広報の仕事を担当してくれていた小川くんが、海外事業部へ異動することになりました。 美術館でも持ち前の英語力を生かして活躍していましたが、新しい環境でもさらに羽ばたいてほしい!という願いを込め、有志一同から「スティーブ・ジョブズセット」をプレゼント。 中身は、黒いタートルネックにジーンズ、そして本物のリンゴやアップルがつく歌、などです。
<定例ミーティングでも画面を通してご挨拶>
