4月 ~出会いと旅立ち~


4.2(月)

・昨日、西園の公園利用者の方から美術館へAEDの要請がありました。自衛消防訓練も重ねてきた梨木くんと小川くんが応急救護へと向かい、その方は一命をとりとめ救急隊の方と病院へ向かわれました。他愛のない素朴なニュースが多い中、真面目なニュースとして誇り高い話題になり、逆にきまりが悪そうなふたりです。


4.3(火)

・新入社員が12名入社しました。希望と緊張に満ちた表情の若人たち。一方、14年間美術館を支えてくれた根本さんは先月末で退社。「長男の嫁のような」「忍びの者のような素早い動き」のサポート力で、必要だけれど見えないところにいち早く気づき対応する様子は見習うべき後ろ姿でした。送り出しの花道では、通り過ぎたのが見えない程、瞬足で通り抜けるという根本さんらしい最後となり、笑いに包まれました。春は出会いと別れが交錯する季節です。
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4.4(水)

・熱心にメモをしていた中学一年生の女の子。ノートを見せてもらうと、『魔女の宅急便』について調べたことがたくさん、しかも丁寧に書いてありました。ノートにはミルク粥やフーセンガムも描かれていたのですが、キキが元気がないときに食べたこの食べ物たちが特に好きだそうで、このシーンから元気をもらった、と話してくれました。色鉛筆を使って心を込めて描いていることが伝わり、そのひたむきさがまさに13歳のキキらしく、応援したくなる絵でした。


4.5(木)

・ショップの大倉くんに"手相占い"という意外な特技があることが発覚。「この線がこうなってると...」「結婚の時期は...」と、なかなか本格的な様子で、女子の間で人気沸騰中です。女性陣に交じりショップの郎店長が見てもらうと、まず言われたのが「手のひらの色が悪いので...健康が心配です!」。「占い関係ないじゃん!」とツッこみつつも、「...で、生命線はどうなってる?」と、健康がいちばん気になるオトシゴロの郎店長でした。


4.6(金)

・昨日、高畑勲監督が他界されたニュースがありました。美術館へは3月中旬に行われたイベントの夜に来て下さったのが最後の足跡になりました。今日は、とてもとても強い風が叫び声をあげるかのような一日で、それぞれの心中もまだかき乱れています。


4.7(土)

・カフェのカウンター席はお客様との距離が近いので、日々様々な会話ややりとりが生まれています。先日、数年ぶりにカウンターのポジションに入った木村さん。すると偶然目の前に座られた方が、以前よくお話をされていた常連のお客様でした。久々の再開にお互い感激しつつ、近況報告や昔話で大いに盛り上がっていました。


4.8(日)

・春らしく暖かい日が続き、公園に住んでいる虫たちも活発に動き始めています。この日は出口を出たところで、5歳くらいの男の子が座り込んで大きな声で「ボロがいるー!みんな来てー!」とご家族を呼んでいます。スタッフも覗いてみるとそこには一匹の小さい毛虫が。みんなに見守られながら男の子は小さな毛虫を道の端に逃がしてあげました。


4月

4.1(日)

・ただいま大変な人気で、毎日猫の手も募集したいようなカフェの状況。てんてこまいに見える丸山店長の様子を見かねた隣の席のショップの郎店長は、「手伝えることは、手伝うぞ?」と優しさを発揮。丸山さんは最初は遠慮していたものの、「郎さん、やっぱり皿洗いお願いしていいですか...」と泣きのお願いが。「任せろ!」と厨房へ向かった郎店長は、意気揚々と一日皿を洗うのでした。