2008年3月


3.1(土)

・映像展示室では、本日より『水グモもんもん』の上映が始まった。大きなスクリーンに映し出される水中の様子に歓声が上がることも度々。この映画の主人公、水グモの実際のサイズはとても小さく小指の爪ほど。映画の前説で比留間さんがその話をするとその場にいたお客さまは一斉に自分の爪を見ていたそうだ。


3.2(日)

・男の子と女の子の兄妹がカフェデッキのストーブにお尻をピッタリとつけていたので心配したカフェの斉藤さんが「お尻が燃えちゃうよ」と話しかけると「だってアイス食べたいんだもん!」と声をそろえて返事をしてくれた。不思議に思い様子をみていると、2人の手にはアイスクリームがしっかりと握られており、お父さんの「アイスなんか食べるから寒くなるんだよ!」という言葉にもめげずに一生懸命食べていたのだった。斉藤さんはお尻が燃える前にアイスを食べきれるようにお祈りしたとのこと。

・災害用備蓄食料の保存期限が来月で切れるため期限前に新しい食料に交換し、古いものはもったいないのでスタッフに放出。目玉品はアルファ米。お湯で20分、水で50分で炊き上がる優れもの。味も3種類から選べ、天内さんと安野さん(だけ)が大絶賛。やや懐疑的なスタッフたちに厚樹くんが笑顔で食べている写真を箱に貼り出して宣伝する、実演販売をしてアピールする、など色々なPR案が捻出されたが、結局、地道に口コミで広げていく作戦に。クッキーは意外とおいしく、休憩中のスタッフのよいおやつになりそうだ。

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<おこわ、わかめ、五目の3種類>


3.3(月)

・今日は桃の節句、ひなまつり。運営スタッフの磯部さんが手作りのちらし寿司を持ってきてくれた。仕事を終えた一同は大喜び。おひなさまの主役、女性陣だけでなく男性スタッフもちゃっかりおいしくいただいた。

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<磯部さん、ごちそうさまです!>

・広報の小見ちゃんが前髪を切って出社。「若々しくなってかわいいね」と好評なのだが、本人としては、「若々しい」という部分に納得ができていないようだ。どうやら以前宮崎さんに「子持ち」と勘違いされたことがショックだったようで、以来彼女にとって「若い」という言葉は微妙に受け止めずらい言葉になったらしい。ちなみに小見ちゃんは20代半ば、広報では一番の若手です!


3.4(火)

・今年初のコンポストの搬出。カフェでは毎日の調理の際に出る野菜くずなどを微生物を使って堆肥化しており、数ヶ月の熟成期間を経て三鷹の農家さんに引き取ってもらっている。コンポストを愛してやまない渋谷さんと松田さんは仕上がった堆肥に感動しつつ、業者の男性に負けじとトラックの荷台に乗り作業に加わっていた。

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<トラックの荷台いっぱいの堆肥>

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<慣れた手つきで作業するスタッフ>


3.5(水)

・ごあんないじょカウンターにスペイン人の男性。対応した田代さんのくっきりした顔立ちを見て、スペイン語が通じるのではと思われたらしい。残念ながら田代さんは純日本人なので結局その方とは英語で会話することに。田代さんは以前メキシコでお店に入った際にも他のお客さんに「これいくら?」と質問されることがあったそうだ。

・千さんと三好さん率いるイベントチームが夏の「レ●●●●展」の素材選びを始めている。真剣な面持の中、レアな素材が出てくると何処からともなくどよめきが。どのような展示になるかアトリエのスタッフは今から楽しみにしている。

<どんなお宝が発掘されるか...>


3.6(木)

・カフェのお母さまたちはお料理だけでなく、お裁縫も上手。最近は自分たちのエプロンも作り始めた。リネン素材のシンプルな生地をかわいらしくパイピングしており、まるで売り物のよう。完成が楽しみだ。

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<手作りのかわいらしいエプロン>


3.7(金)

・ネコバスの中にいるマックロクロスケを指さし、「飼育員さん、見て!」と声をあげた男の子。ネコバスのスタッフは「先生」や「お母さん」などと呼ばれることはあるのだが、「飼育員さん」と呼ばれたのは初めて。マックロクロスケ飼育員・柴田さんは思わず笑ってしまったそうだ。


3.8(土)

・ショップの君島さん主催「かりんとう選手権」が開かれた。異なる5種類のかりんとうを食べ比べ、それぞれが好みの物を選び投票する。甘いもの大好きショップスタッフは忙しい中、合間を見ながら試食と称し、かりんとうを食べまくる。結果、見事最多票を得たかりんとうは君島さんのおやつの定番になること間違いなし!「次はなんの選手権だろう?」と心待ちにしているスタッフ達であった。

<第一回かりんとう選手権>


3.9(日)

・『水グモもんもん』の上映にあわせて映像展示室前に『水グモのはなし』の看板が設置された。宮崎監督によって描かれた水グモの解説とイラストだ。水グモは架空の生物だと思っていた方々もいて、「本当にいるんだ!」と驚きの様子で熱心に見入っていた。
また、実物の水グモは美術館近くの井の頭自然文化園分園・水生物館で飼育されている。『水グモもんもん』を見て興味をもたれた方はぜひ水生物館へ!


3.10(月)

・カフェのテイクアウトスタッフにうれしいお便りが届いた。先月で終了した『冬に食べる赤いスープ』を美味しく作るコツが知りたいというお客さまからの質問だ。お子さんが美術館で食べたスープに心奪われてしまい、お母さんが挑戦して下さっているがなかなか上手くいかないとのこと。木下さんにレシピのメモをお願いすると「短くしようと思って書いているのにこんなになっちゃいました」と紙にはぎっしり文字が並んでいた。

<おいしいスープができますように!>

3.11(火)

・2月下旬からカフェスタッフの島崎さんがアトリエの助っ人にきている。美術館の次回の展示のために『あるもの』を刷毛でコーティングし、『ある効果』を出していくという地道で根気のいる作業の担当だ。彼女は昼食の量を少なめにし、午後に眠くならないよう調整しつつがんばっている。


3.12(水)

・カフェの薪ストーブが休む日も多くなり、春を感じる今日この頃。カフェデッキのブルーべりーにも春が訪れた。今は小さな蕾だが、あと一ヶ月もすればたくさんの花が咲くだろう。

ブルーベリーのつぼみ

<開花が楽しみ!>


3.13(木)

・カフェではなにやら試作中。課題が山積みで商品化はまだ先だが、担当の丸山くんは「コーヒーと仲良くなるところから始めている。もうコーヒーになりたいくらいです。」と熱い思いの丈を語っていた。おいしいコーヒーになるように祈るばかりだ。

丸山くんとコーヒー

<格好は決まってる!?>


3.14(金)

・アトリエの宍戸さんは鮭、チョウザメなど魚類を作り続けてきたが、今は次期展示のためケモノに挑戦中!井の頭自然文化園からげっ歯類の剥製をお借りして、フリーハンドで型紙を作成。さくさくと形にしていく様はまるでぬいぐるみ工房の人。いつかお店が開けるかも。

宍戸ぬいぐるみ工房

<手の造形に四苦八苦>


3.15(土)

・本日から美術館ライブラリー作品『パンダコパンダ』の上映が始まった。嬉しいことに満席の回あり、続けて2回も観て下さったご家族あり、元気に主題歌を歌ってくれる子どもたちあり、と大盛況だった。足をお運び下さったみなさま、どうもありがとうございました!


3.16(日)

・『三鷹の森アニメフェスタ2008』が開催された。第一部は『空想とアニメーション』というテーマで、山村浩二さんの『バベルの本』やコ・ホードマンの『砂の城』など短編8作品を上映。第二部は『映画の品は美術できまります』と題し、映画美術監督の種田陽平さんをゲストにトークショーを行った。後半には宮崎吾朗監督も登壇。5/24から開催されるジブリ美術館の新企画展示「小さなルーブル美術館」展について語られた。

トークショー

<新企画展示の内容が初めて明かされる!>


3.17(月)

・井の頭公園西園にある河津桜が満開となっている。鮮やかに咲く河津桜はとても美しく、近隣のみならず遠方からも見に来ている方がいるようだ。桜を眺めてから美術館に入場される方も多い。スタッフに両手いっぱいの桜の花びらをプレゼントしてくれるかわいらしい女の子もいた。美術館にお越しの際は桜の花もお見逃しなく!

河津桜

<今が見頃の河津桜>


3.18(火)

・今月末に開催される『東京国際アニメフェア2008』に向けて準備が進んでいる。ただ、広報部西岡部長は海外事業局の武田さんに「アニメフェアでなにやるの?」と訊かれ、「んー...、食べ物かなぁ」と的外れなことを答え「フーデックス(先週から開催していた国際食品展)じゃないんだよ!」とつっこまれていた。アニメフェアでは、もちろん食べ物ではなく、ジブリ美術館ライブラリー作品などを紹介する予定だ。


3.19(水)

・春めいてきて、屋外のパティオなどにも緑がぐっと増えてきた。その中にパセリやハーブなどの寄せ植えがあるのだが、まるでサラダボールのよう!石光さんは味見したとのこと。


3.20(木)

・「ショップのママ」こと松尾さんがぼたもちを作ってきてくれた。休憩時間が待てないスタッフたちだったが、ぐっとがまん。特に餡子、和菓子好きな「ショップの姉さん」こと松尾さん(同じ苗字だが松尾ママとは違います)はぼたもちが気になり仕事が手につかない様子...。休憩時間にやっと食べられて大満足の松尾姉さん。「餡子がたまらない!」と小さく絶叫。ママさん、忙しいのにいつもおいしいお菓子をありがとうございます!

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<ママさんのぼたもち>


3.21(金)

・『3びきのくま展』が開催中の企画展示室内で大きな声をあげて喜んでいらしゃる海外からのお客さまが。ロシアからお越しの方でトルストイに関する展示やノルシュテイン監督の朗読(ロシア語)を楽しんで下さっていた。まさか日本でロシアを感じるとは!と驚き、嬉しく思ってくださったそうだ。


3.22(土)

・ネコバスで遊んでいるうちに男の子2人が友達になっていた。年齢も一緒で4月から新4年生になるそう。1人は大阪、1人は岩手からとのことだった。楽しそうに遊ぶ2人の様子を見て、遠く離れていても友情が続くことを願ってならないネコバススタッフだった。

・東京では例年よりも早い開花宣言が出された。カフェデッキの桜も開き始めている。カフェデッキのひと時がいつも以上に気持ちのよい時期。お帰りになる前に、ぜひお立ち寄りください。

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<もうすぐ満開>


3.23(日)

・吉祥寺シアターで行われた『吉祥寺アニメフェスティバル』に今年初めてジブリ美術館が参加。『ジブリ美術館ライブラリー祭り!』と題し5作品を上映。中島館長と三好学芸員によるトークショーではライブラリー裏話が語られ、『パンダコパンダ』では会場中で笑いが起こっていた。大人も子どもも、たくさんの方に楽しんでいただけたようだ。

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<ライブラリー裏話を初公開!>


3.24(月)

・肌寒かったこの日、カフェの薪ストーブに火が灯った。カフェでは毎朝天気と相談しながらストーブを点けるか点けないか決めている。ストーブをこよなく愛しているスタッフたちは、寂しい気持ちと春を迎えるうれしい気持ちで胸がいっぱいなのであった。

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<火の入ったストーブはやっぱり絵になります>


3.25(火)

・大盛況だった一昨日の吉祥寺アニメフェスタの話をしていた深谷さんと野村さん。上映作品のことから話題は変わって伊神さんのことに。アニメフェスタではずっと肩が重かった、とのことに「俺、伊神ちゃんの肩にエルトン・○○○似の霊を見たよ。他にも○○○・コスギと宅○○似の霊がいた」と深谷さん。あまりにも嘘っぽかったが、一応伊神さんに確認すると、なんと「姿まではわからないけど何かを感じた」らしい。確かにダレかいたのかも知れないが、その姿かたちに関する「俺だけじゃない。郎もその3人を見たんだ」という深谷さんの主張は誰も信じなかった。


3.26(水)

・2階事務所の野村さんが手作りのお菓子を持って出社。実家の庭で採れたという金柑を使った焼き菓子は包みも可愛らしくまるで売り物のよう。カフェのKさんは「もったいない」となかなか手をつけなかったが、一口食べてみるとあまりに美味しくてペロッと食べてしまったそう。

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<美術館には料理上手がたくさん>


3.27(木)

・「私90歳なのよ」と年配の女性に声をかけられた菅野さん。今日はひいおばあちゃん、おばあちゃん、お孫さん2人という4人連れで美術館に来て下さったそう。「小さな子どもと一緒にいると元気になっちゃうのよね」と階段を元気よく上る姿は若々しくエネルギーに溢れていた。出口までご案内していたが、途中でカフェを見つけ「せっかくだからカフェで何か食べていきますね!」と予定変更。みなさんでカフェへと向かわれた。そのハツラツとした様子にすっかり元気をもらった菅野さんだった。


3.28(金)

・『東京国際アニメフェア2008』が27日から開催。スタジオ、美術館ともに出展し、千さん率いるスタッフの面々はこの日のために用意した青いジャンパーに身を包み、チラシの配布などに大忙しだった。ブースには夏に美術館ライブラリー作品として上映するロシアの『チャブラーシカ』も登場。チェブラーシカは登場するなりたくさんの方々に囲まれ、「かわいい!」という声やフラッシュが絶えなかった。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!


3.29(土)

・アトリエ2Fのレイアウト替えが行われた。窓の外は満開の桜。夜には吾朗さんと中島さんの心遣いで、ちょっとした花見の宴が催された。おこぼれを狙ってシャカが徘徊していたのは言うまでも無い。

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<アトリエ前の桜がちょうど見頃!>

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<ちょうだいちょうだいちょうだい!>


3.30(日)

・いつも率先して力仕事に取り組んでくれる『ショップのロボット兵』こと上出くんと、皆が感心する無駄の無い仕事ぶり『ショップの萌え系担当』こと小山さんが卒業する事に。最後に、上出くん「色々勉強になりました!」、小山さん「すごく大切な時間を過ごせました!」とショップへの思いを語ってくれた。今後の2人の活躍に期待するショップスタッフ一同でした。(上出くんは少し心配......)本当にお疲れ様でした!

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<最後の挨拶を緊張しながら話す上出くん、笑いながら見守るスタッフ>


3.31(月)

・夕方、カフェのフラワールームを外から覗き込む女の子たちが。おいしそうなケーキに心奪われたのか、自然と口がもぐもぐ!のぞかれた阿部さんはその熱い視線に気づきながらも、もくもくとケーキを仕上げていくのであった。

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<窓枠をしっかり握る小さな手がかわいい>