三鷹の森ジブリ美術館企画展示
『手描き、ひらめき、おもいつき』展 ~ジブリの森のスケッチブックから~


『手描き、ひらめき、おもいつき』展
© Studio Ghibli © Museo d'Arte Ghibli

11月16日から、新しい企画展示「手描き、ひらめき、おもいつき」展を開催いたします。

2001年10月に開館した三鷹の森ジブリ美術館は、準備期間を含めると既に20年以上の歳月を経たことになります。
その間一貫して、"お客様に面白いものを提供し、楽しんでいただく"という考えのもと、建物を建て、展示物をコツコツと作り続けてきました。

本展示ではその作業の内容を、宮崎駿監督自身の描いた絵や文章でご紹介いたします。

企画展示室・第一室では、第一回目の企画展示『千と千尋の神隠し』を皮切りにして、宮崎監督が携わった企画展示について紹介します。アニメーション作品の制作の合間を縫うようにして生み出し心血を注いだ企画が、何を考え、どの様な想いで修正し、より伝えたいものにどのように近づけていったのか。その創作の過程と、込められた想いを当時描いたスケッチや集めた資料などを展示しご紹介します。
諦めずに粘りながら試行錯誤を続ける作業もあれば、あっけらかんと、意表を突く "ひらめき"や"おもいつき"で苦難を切り抜けていたことがみてとれる資料もあります。創作は苦しいだけのものではなく、面白おかしく作られていることも感じ取っていただけることでしょう。

第二室では、スタジオジブリが美術館を作ろうと思い立った経緯や、生まれた数々のアイデアが描きとめられたイメージボードを展示します。加えて、設計図面までにも修正を入れる宮崎監督の建物への思い入れが見て取れる図面も初公開いたします。更に、完成したジブリ美術館の各階層が一目瞭然で分かる立体模型も設置し、構想段階のイメージボードと現在の完成した姿が見比べられるようになっています。

2階ギャラリーでは、オリジナル短編映画作品の展示ために描いた数々の絵を展示します。さらに、子どもたちに人気の"こねこバス"に乗った気分になれる展示物も置かれます。

アニメーション映画の制作だけでなく、漫画も描き、建物や空間のデザインも行い、さらに展示物の提案も行う宮崎監督。
本展示からそのさまざまな仕事の根底にある考え方や作業手順が、映画制作の過程と全く変わらないことを発見できるのではないでしょうか。ぜひ、お楽しみください。

また、映像展示室「土星座」では、展示期間中「空想の空とぶ機械達」を特別上映予定です。

空想の空とぶ機械達
(上映時間:約6分  原作・脚本・監督:宮崎 駿)kuusounosoratobu2.jpg

期間: 2019年11月16日(土)~2021年5月(予定)
主催:(公財)徳間記念アニメーション文化財団
特別協力: スタジオジブリ 
協賛: 株式会社日清製粉グループ本社、株式会社ローソンエンタテインメント
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