美術館日誌 2022年7月　 - 三鷹の森ジブリ美術館

2022年7月　

7.1（金）

・今月の土星座のえいがは『やどさがし』です。すべての音声(音楽・効果音・セリフ)を人の声だけで表現した、めずらしいこの作品。見終わったあとの声の出演者に歓声があがるのが、楽しみな作品でもあります。

7.2（土）

・朝の清掃をしていると、星のような黄色いセダムがたくさん咲いているのを見つけました。
朝のせわしない時間に、少し幸せな気持ちになるスタッフでした。

7.3（日）

・今週から屋台で販売をはじめた「おめん」。夏の気分を盛り上げるのに、もってこいです。屋台では、ラムネもあります。

7.4（月）

・あまり有名ではないですが、三鷹市のキャラクター"POKI"を知ってもらおうと、とある企画がはじまりました。予想外のあたらしいPOKIの物語を紡ぐのに、美術館スタッフも勝手な妄想を広げています。「三鷹市役所の○○さんが飼っている設定はどうだろう」「実は外星人で、シン・ポキはどうでしょう」などなど...。三鷹市HPをご覧の上、ぜひご応募ください。
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_press/097/097773.html

7.5（火）

・とある場所に一つだけ飾られている、"ふしぎ玉"。どこにあるかご存知でしょうか？館内を探してみてください。

7.6（水）

・身長187センチのスタッフ、薄井さん。
屋上で作業中、子どもたちに「ロボット兵の仲間かと思った！」と言われていました。

7.7（木）

・春も夏も秋も冬も、地下の収蔵庫で地道に原動画の整理に努めている学芸チーム。今日、偶然にも『思い出のマーニー』の七夕祭りのシーンに至ったそう。道産子の伊藤さん曰く、「北海道は竹が自生しないので柳に短冊をつけますが、「マーニー」ではそれがきちんと描かれているのです...！」だそうです。

7.8（金）

・これは、デッキ販売の扉です。開館中は扉が開いているので閉まっている扉もお目にかけようと、吉松さんが写真を撮っていました。

7.9（土）

・図書閲覧室「トライホークス」の一角には、子どもたちが座って絵本を読めるスペースがあります。ちいさい椅子に腰掛けて一生懸命絵本を読んでいる姿をみかけると、嬉しくなってしまうトライホークススタッフです。

7.10（日）

・子どもたちにも大人にも大人気の、ショップの「猫びん飴」。どの柄の飴がなんの味か分かるように、手先の器用なちんさんが見本を作っています。飴を食べるのが楽しみになりますように！と言いながら一生懸命作っていました。

7.11（月）

・カフェデッキで、夏らしいひとコマが。ゆっくり蚊取り豚に向かって歩く、フォトジェニックなカブトムシです。

7.12（火）

・展示チームは、今日は長野へ出張中。ジブリパークとジブリ展にて、三鷹から長野へ移動した展示の再現をセット中です。

・本日は、2階ギャラリーで展示していた「実在のひと　フェラーリン」のパネルが撤収されました。代わりにちょっと休憩できるようなイスを多めに並べるべく、バックヤードでイスが待機していました。

7.13（水）

・今朝は、図書閲覧室で取材がありました。『AERA with Kids』秋号の取材で、古今東西の児童書を紹介する石光さん。今日みたいな雨の日はなんだか"本びより"ですね、と和やかでした。オススメの本を紹介している季刊トライホークスはオンラインでも読めますので、ぜひどうぞ。

7.14（木）

・ショップの佐野くんも、長野県立美術館「ジブリパークとジブリ展」に出張し、張り切ってお店の棚づくりをしています。しかしなんだか見覚えのある後頭部...？

7.15（金）

・先日届いたベニバナで花束を作る島崎さん。ベニバナが印象深い『おもひでぽろぽろ』にちょっと想いをはせつつ、展示室などに完成した花束が飾られました。ぜひ実物もご覧ください。

7.16（土）

・土日恒例の屋台は、今週末は出張です。三鷹市役所で3年ぶりに開催される、「みたか商工まつり」にいます。戦隊ショーやタコ焼きに混じってがんばりますので、美術館の屋台にもどうぞお立ち寄りください。

7.17（日）

・長野県の善光寺は一度は見るべき場所だと聞き、ジブリパークとジブリ展もはじまったことなので意気揚々と自転車で三鷹を出発した小川くんと田中くん。しかしなぜか、到着したら山梨県だった、という、すごい旅をしてきた2人でした。

7.18（月）

・屋上のアガパンサスが咲き始めました。気がついてくれるお客様に声をかけてもらうと、2Fスタッフは気持ちが共有できたようで嬉しいそうです。

7.19（火）

・気がつくと、展示室にある人体模型が子どもたちの手によって、そっとポーズが変えられています。どんな物語のひそんだポーズなのか、聞いてみたいところです。

7.20（水）

・今日からカフェのメニューが変わりました。ソフトクリームは、ミルク/ハチミツレモン/ミルクとハチミツレモンのミックス、に変わりましたが、撮影した本人もどれがどれやら、難易度が高い画像に仕上がりました。

7.21（木）

・ジブリパークのMAPがダウンロードできるようになったので、展示チームの「全国の楽しみを貼るコーナー」にさっそく貼られていました。それにしても、みんな長野が好きすぎて、雷鳥が大繁殖中です。

7.22（金）

・カフェの店内にある薪ストーブ。職人さん達による煙突の清掃と撤収作業がありましたが、そのテキパキと作業をこなしていく姿がとても素敵だった、とウットリながめるカフェスタッフでした。

7.23（土）

・まさに今、飛び立とうとしているセミを発見！今年も夏の合唱が聞こえてくる季節が来ました。

7.24（日）

・本日の「三鷹の森」。井の頭公園ぶ夏空がワッーと広がる解放感。夏休みですね。ただいま夏季特別期間の8/21まで、閉館時間が長くなってます。

7.25（月）

・隣の森からは、鳥や虫たちも美術館に入館します。お客さんの肩にコッソリついてきた虫をパッと捕まえてサッと逃がしてあげたカフェの金田さん。海外のお客様から「ワォ！ニンジャ！」といわれていました。

7.26（火）

・屋上の池に赤と白のメダカが仲間入り。運動会シーズンの子どもたちは「赤組のメダカがんばれ！」「白組負けるな！！」と応援に熱が入っています。まさに"めだかの学校"です。

7.27（水）

・取れそうで取れない、ホワイエにあるビー玉...。本物でしょうか？映画を待ってる時間、確認してみてください。

7.28（木）

・本日より、カフェデッキメニューに新しい一品が加わりました。「海の香りのリゾットコロッケ（ポテト付き）」。暑い日に塩分をとると、なんだかとても美味しく感じて、元気がでてきますのでお試しください。

7.29（金）

・夏休みに入り、ご家族連れが増えた今日この頃。ピンズがたくさん並ぶこの棚の前で、なにやらおばあちゃんとお孫さんが真剣に相談中。「おばあちゃんはこのピンがいいな」「わたしはこれ～」といいながら、気持ちはいつも一緒のあかしを決めているようでした。

・中島館主と企画チームの要だった藤田くんが、パークオープンがいよいよ迫ってきたので、名古屋へ常駐することになりました。毎週三鷹へももどってくるものの、ささやかながら2人の好きなものを並べての送り出しをしました。こんな時なので盛大にはできず打ち合わせの終了後にその出席者だけになってしまいましたが、美術館とパークの架け橋になってくれますよう、全員で願っての応援の会となりました。