「公益財団法人」へ移行いたしました

 当美術館を管理運営している徳間記念アニメーション文化財団は、東京都知事より公益財団法人の認定を受け、平成23年4月1日に「公益財団法人 」へ移行致しました。この移行に伴い、4月1日より財団名を「公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団」と改称致しましたのでお知らせ申し上げます。

財団法人の概要


この財団法人は、三鷹市、株式会社徳間書店、日本テレビ放送網株式会社が主体となって設立されました。財団法人の代表機関である理事会には、宮崎駿監督や高畑勲監督のほか、三鷹市、株式会社スタジオジブリ、日本テレビ放送網株式会社などから理事が就任しています。

財団法人の運営が円滑に行えるように、株式会社スタジオジブリと株式会社マンマユート団はこの財団法人に対して様々なノウハウ提供を行っています。

財団概要

名称公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団
英文名称The Tokuma Memorial Cultural Foundation for Animation
所在地東京都三鷹市下連雀一丁目1-83
設立日平成13年9月10日
※平成23年4月1日 公益財団法人へ移行
定款
(抜粋)
(目的)第3条

この法人は、アニメーション美術館の運営を通してアニメーション文化に関する各種事業の企画、制作及び運営、アニメーション作品及びその資料の収集、保管及び展示並びにアニメーション文化に関する調査研究、普及啓発及び活動の奨励を行い、もって、アニメーション文化の発展の一助となり、心豊かな社会の形成に寄与することを目的とする。

(事業)第4条

この法人は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。

  1. アニメーション文化に関する展覧会事業の企画及び運営
  2. アニメーション作品及びその資料の収集、保管及び展示並びにアニメーション文化に関する調査研究、普及啓発及び活動の奨励
  3. 三鷹市の公の施設に係る指定管理者の指定を受けて行うアニメーション美術館の管理運営
  4. 三鷹市の委託を受けて行うアニメーションに関する事業
  5. 展覧会事業に付帯する図録その他の印刷物並びにアニメーション文化に関する出版物、映像及び音楽に関する製品の製作・販売
  6. その他この法人の目的を達成するために必要な事業
基本財産金533,161,337円
決算期毎年3月末
出捐者
(出資者)
株式会社徳間書店
日本テレビ放送網株式会社
三鷹市

役員・評議員名簿
※平成29年9月現在

理事長宮崎 駿(アニメーション映画監督 株式会社スタジオジブリ 取締役)
副理事長清原 慶子(三鷹市長)
鈴木 敏夫(株式会社スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー)
常務理事中島 清文(三鷹市立アニメーション美術館館長)
理事高畑 勲(アニメーション映画監督)
宮崎 吾朗(アニメーション映画監督 株式会社スタジオジブリ 取締役)
内田 治(三鷹市副市長)
大朝 摂子(三鷹市スポーツと文化部長 兼 東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長)
大久保 好男(日本テレビホールディングス株式会社 代表取締役社長)
小杉 善信(日本テレビホールディングス株式会社 専務取締役)
丸山 公夫(日本テレビホールディングス株式会社 専務取締役)
橋本 勇(弁護士)
高井 英幸(東宝株式会社 相談役)
塚越 隆行(株式会社円谷プロダクション 代表取締役社長)
川上 量生(カドカワ株式会社 代表取締役社長)
監事中尾 博隆(税理士)
村瀬 拓男(弁護士)
評議員野中 晋輔(株式会社スタジオジブリ 取締役 制作業務部 部長)
田居 因(株式会社スタジオジブリ 取締役 出版部 部長)
山本 哲也(株式会社スタジオジブリ)
酒巻 和也(日本テレビ放送網株式会社 執行役員 総務局長)
中山 良夫(日本テレビ放送網株式会社 執行役員 事業局長)
奥田 誠治(日本テレビ放送網株式会社)
玉川 典由(株式会社マンマユート団 代表取締役社長)
寺井 均(三鷹市 市議会議員)
伊藤 俊明(三鷹市 市議会議員)
谷口 敏也(三鷹市 市議会議員)
森 徹(三鷹市 市議会議員)
岡田 英美子(アニメーション評論家)
小田部 羊一(アニメーター)
中島 順三(元 日本アニメーション株式会社 プロデューサー)
清水 敏男(学習院女子大学 教授)
三好 寛(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構 事務局長)
職員数65名

資料

美術館事業の経緯


三鷹市はこの合意を元に策定した「第2次三鷹市基本計画(改定)」の「第5 文化行政計画」の中で、「井の頭公園西園拡張予定区域(約2万㎡)内への本市施設の建設について、東京都と協議しながら推進します」として具体的な検討を行ってきました。

一方1997年ごろから、㈱徳間書店スタジオジブリ事業本部は美術館の構想を独自に検討中でした。そして以下のような経緯で、共同の美術館の可能性についての意見交換が始まりました。

1998年3月㈱徳間書店スタジオジブリ美術館準備室の学芸員が三鷹市役所を訪れる。三鷹市に誘致する方向で検討するよう市長から指示が出され、都立井の頭公園西園拡張用地を紹介される
 4月西園拡張用地が活用できるかどうか、三鷹市から東京都建設局公園緑地部に打診
 4月~7月三鷹市が東京都との交渉を重ねる。三鷹市の「公の施設」であることを基本条件とすることで東京都が一定の了解を示す
 8月三鷹市が㈱徳間書店スタジオジブリ側に、東京都の条件を満たすために「負担附き寄附」を求める案を提示。㈱徳間書店スタジオジブリ側も基本的にこれを了解
 9月東京都側に「負担附き寄附」による「公の施設」案を提示
 10月美術館のための事業会社、㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリ設立
 12月東京都から「負担附き寄附」による「公の施設」案を了解した旨の表明がある。三鷹市長、㈱徳間書店、㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリの3者間で「㈱徳間書店および㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリが著作権を管理するアニメーションを中心とした美術館の建設について」の確認書を取り交わす。確認書締結後直ちに、三鷹市長から市議会に対して「都立井の頭公園西園拡張用地における三鷹市アニメーション美術館(仮称)構想」の説明が行われる
1999年1月市議会議長の諮問機関である「美術館問題検討委員会」が設置される
 3月三鷹市長より㈱徳間書店及び㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリに対して正式に文書で招致要請
 4月市の「広報みたか」に「三鷹市立動画美術館(仮称)の実現に向け誘致へ正式申し入れ」という見出しとともに内容を紹介
 6月市議会にて三者間での基本的な合意事項が報告される
 7月市議会で検討を加えるための「市立動画美術館(仮称)特別委員会」が設置される
 7月19日美術館事業に関する記者発表(於 徳間書店本社)にて日本テレビ放送網㈱の出資を発表
 7月28日㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリ主催の事業説明会開催(於 ムゼオ・ダルテ・ジブリ)
 7月30日第2回市立動画美術館特別委員会が開催される。同委員会メンバーがスタジオジブリ等を見学し、宮崎駿監督と鈴木敏夫プレジデントから美術館計画等の説明を受ける(於 スタジオジブリ)
 9月22日特別委員会の承認を経て、三鷹市と㈱徳間書店及び㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリの間で美術館事業の基本事項に関する「覚書」を締結。直ちに、㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリは三鷹市長に対し「負担附き寄附の申し出」を行なう
 9月29日三鷹市議会本会議において、「負担附き寄附を受けることについて」の議案が賛成多数で可決
2000年2月東京都から三鷹市に対して都市公園法の規定により、公園施設設置許可が下りる
建築確認許可が下り、建築工事の準備が整う
 3月4日現地において起工式が行われる。当日は㈱徳間書店の徳間社長、日本テレビ放送網㈱の氏家社長、三鷹市の安田市長、市議会議員の方々、宮崎駿監督などが出席される
 6月三鷹市と地元関係者による「三鷹市立アニメーション美術館(仮称)によるまちづくり推進協議会」が組織され、交通対策や地域振興に関する協力体制についての会合が始まる
これらと並行して、㈱ムゼオ・ダルテ・ジブリと三鷹市は共同で東京都教育庁と、美術館の運営を担う財団法人の設立に関する協議を継続する
2001年3月29日「三鷹市立アニメーション美術館特別委員会」における討議を中心に進められていた三鷹市議会での検討に基づいて、三鷹市議会本会議において、三鷹市条例「三鷹市立アニメーション美術館条例」が賛成多数で可決される
 3月30日「三鷹市立アニメーション美術館条例施行規則」が三鷹市長名で公布され、通称名である「三鷹の森ジブリ美術館」が正式な通称名となる
 6月30日建物が竣工し、株式会社ムゼオ・ダルテ・ジブリに引き渡される。同日付で株式会社ムゼオ・ダルテ・ジブリから三鷹市に対して、建物の負担附き寄附が行われる
 9月10日東京都教育庁から財団法人が設立許可される。財団の正式名称は財団法人「徳間記念アニメーション文化財団」
 9月29日財団法人「徳間記念アニメーション文化財団」の設立理事会を開催
 10月1日三鷹の森ジブリ美術館開館
「三鷹市立アニメーション美術館条例」及び「三鷹市立アニメーション美術館条例施行規則」が施行される。これによって正式に「公の施設」としての「三鷹の森ジブリ美術館」が誕生する
株式会社ムゼオ・ダルテ・ジブリが社名変更する
新社名は株式会社マンマユート団