2022年3月 


3.1(火)

・3月の土星座上映作品は、『コロの大さんぽ』です。あちこち歩き回って、いろいろな人に出会うコロ。明日からコロの鳴き声をまねする声で、映画館の出口は賑やかになりそうです。
20210301a.jpg<これは石光さんの机の上でふんばるコロ>


3.2(水)

・スタッフも気づかないうちに、トトロのニセ受付にそっと置かれていた包みが。お土産が届いていたようです。
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3.3(木)

・暖かくなり、屋上の池に住むメダカたちが水面近くに姿を表すようになってきました。一生懸命エサを食べる美術館の住人に、2階スタッフはメロメロです。メダカを愛でるのんびりした時間、春の美術館の屋上はオススメです。
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3.4(金)

・地下1階のトイレには、地下なのに窓があります。男子トイレと女子トイレ、それぞれ違うシーンが向こう側に広がっています。
20220304a.jpg<こちらは男子トイレの『天空の城ラピュタ』スラッグ渓谷>
20220304b.jpg<女子トイレは『魔女の宅急便キキの実家の庭です>


3.5(土)

・今日は三鷹市芸文センターで行われる、「三鷹の森アニメフェスタ2022 ~アニメーション古今東西 その18~」に、美術館スタッフも出向いています。古今東西の傑作アニメーションを上映する第一部、毎年作品選定に知恵を絞り、今年は元気の出る「漁港の肉子ちゃん」を上映する第二部、と一日かけて映画の上映を行います。
三鷹市の皆さんと一致団結して、早朝から準備をすすめます。
20220305a.jpg<お渡しするプログラム準備中の三鷹市役所の皆さん>

第一部では、学芸員の伊藤さんが、一作品ごとに見所や貴重な裏話などを解説します。
ストップモーションの技法を用いた作品や、手描きとピクシレーションという手法を融合させたイギリスの作品、カナダの砂のアニメーションとまさに古今東西の作品を解説し、小さなお客様も飽きずに見てくれていました。
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第二部では、『漁港の肉子ちゃん』の上映後、渡辺歩監督をお招きしたトークショーを行いました。プロデューサーの明石家さんまさんとのやりとりなど、貴重なエピソードや制作秘話を楽しく披露してくれました。
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ロビーでは、ショップの馬場くんがパンフレットを販売。予想していたよりもパンフレットが次々と売れてゆき、急遽宮村くんは美術館までパンフレットを補充に戻る羽目に。大きなリュックを背負い自転車で往復するその姿は、「ミヤムラ Eats」と呼ばれつつ、大活躍でした。
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来年のイベントもどうぞお楽しみに。


3.6(日)

・春らしい陽ざしが窓いっぱいに入ってくる2階ギャラリー。幼稚園生くらいの女の子が、お友達とスキップしながらやってきました。すると、お母さんたちがびっくりしている様子。「スキップできるようになったの!?」どうやら今日初めてスキップができたようです。2人とも元気な声で「いい天気だから!」と教えてくれました。そのあと、コッソリ自分もスキップを練習したスタッフでした。
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3.7(月)

・今日は少し風が冷たく感じる三鷹です。3月になり『毛虫のボロ』の上映は終了し、ボロとはしばらくお別れです。見逃した!という方は、少女の部屋にも制作段階のボロがいますので、ぜひご覧ください。
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3.8(火)

・今日はまた少し冷え込んでいます。でも正門前の馬酔木が咲き始めました。鮮やかなピンク色の可愛らしいお花が、お客さまをお出迎えしています。
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3.9(水)

・アトリエ1階の女性の服の色が、揃いもそろって今日は全員草色。よく見るとポスターの中のアーヤの服も緑。昨日は国際女性デーでしたが、なんだかよくわからないけれど、元気で楽しそうな女性陣に、写真を撮らされる木村くんでした。
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3.10(木)

・カフェデッキもすっかり春の装いになってきました。特に、色とりどりのお花たちに挟まれるベンチ席が人気です。
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3.11(金)

・非喫煙者なのにオリジナルZIPPOをどうしても欲しかったスタッフが、どんな時に使うか考えてみた結果、「キャンプでポケットからサッと出したい」「アロマキャンドル」「誕生日用」...などなど、様々な意見が。それにしても、日常で火を見る機会が激減したことを実感。ゆらゆら揺れるZIPPOが灯す火をつい見つめて無言になったりしたスタッフでした。
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3.12(土)

・春を迎える美術館の様子を味わいたくても、まだ遠出はちょっと...という方へお届けしたいとの思いで、芽吹き始めた植物を撮影した運営スタッフ。クチナシの実、水仙、蕗の薹...。寒緋桜も咲き始め、ますます鮮やかな3月の美術館です。
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3.13(日)

・週末恒例の屋台に、新しい目印としてかわいらしいフラッグが加わりました。チケットがなくても公園側からジブリ美術館グッズとドングリカステラが買えるようになった週末、東門の付近はにぎやかです。
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3.14(月)

・美術館のすぐ近く、井の頭公園の西園の開花状況は、ただいまこのくらいです。
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3.15(火)

・暖かくなってくると、パティオの井戸は小さい子たちに大人気です。井戸を漕いでジャーッと水が流れていく先には、こんな笑顔が待ってます。
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3.16(水)

・コインリターン式のコインロッカーがある場所は、「魔女の宅急便」のコリコの港町へ続いている窓があります。
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3.17(木)

・木立の中にある美術館の駐輪場。土を踏みしめて木の間に自転車を停めると、なぜだか自力でたどりついた気分が盛り上がってきます。
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3.18(金)

・雨の日は、パン種くんの雨どいが大活躍です。いくつかある雨どいのうち、ひとつだけ「金のタマゴ姫」を乗せていますが、雨を壁から遠ざけたり、タマゴ姫を乗せたりと、よく働くパン種くん。吐いてる?とたまに言われますが、口から雨水をだしています。
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3.19(土)

・春が音をたててどんどん近づいているような、今日この頃。それでもショップ店内には時々どんぐりがころころと転がっていることがあります。公園で遊んだ子どもたちのポケットから落ちたり、そっと棚に添えられていたり...。これからは桜の花が添えられる日が増えてきます。子どもたちが運んでくる落とし物を結構たのしみに待っているスタッフたちでした。
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3.20(日)

・チケットがなくてもお買い物とドングリカステラが楽しめる屋台には、今週はnowartt×ジブリ美術館のアイテムが入りました。井の頭公園おなじみのスワンボートや井の頭公園を散歩中の様子のトトロなどが描かれた、この時期にピッタリのデザインです。
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3.21(月)

・展示室に新しい仲間が加わりました。赤い棘がチャームポイントのサボテンです。「形が良い」「サイズがかわいい」とすぐにスタッフのお気に入りに。すくすく健康でいてくれるようみんなで大切にお世話しています。
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3.22(火)

・しばらく春の訪れを感じる日もありましたが、本日は冷たい雪が降ってきました。
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3.23(水)

・ジブリパークでは、の入り口のひとつとなる「エレベーター塔」がお披露目となりました。『天空の城ラピュタ』の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインしたエレベーター塔。ちなみにジブリ美術館のエレベーターは、こんな感じです。
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3.24(木)

・昨日の夜、停電に備えて美急遽電源の停止がありました。今朝は早朝から、施設やシステム周辺は全館点検。全館の異常なしを開館前に確認できて、ホッとする施設チームでした。
20220324.jpg<確認しあっている会議室>


3.25(金)

・お隣の井の頭公園西園は、だいぶピンク色のエリアが増えお花見の方を多くお見かけします。鳥もたくさん来て、何かを一生懸命ついばんでいました。

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3.26(土)

・展示室にあるたくさんのランプのなかで、生き物好きのスタッフは少年の部屋にあるこの照明がお気に入り。クラゲのような形で、暗すぎず、明るすぎず、ぼんやりと照らしてくれています。
ステンドグラスのランプシェードや様々な照明が展示室にありますが、部屋の雰囲気ごとに少しづつ違うので、照明に注目してみるのも発見がありそうです。
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3.27(日)

・朝からデッキで何かこっそり練習している、屋台を預かるショップの阿部さん。 土笛を吹く練習をしていました。子どもたちに遊び方のお手本になれるように、縄跳びをしたり、ベーゴマをしたり。屋台もなかなか大変です。
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3.28(月)

・今朝の朝礼は、大きな話題が2つもあり、早めに始まりました。まずは優良防火対象物認定通知書の交付式です。これは、三鷹消防署長から、優良防火対象物認定を受けて防火安全への取り組みを認定されるものです。今後も継続するようお話をいただき、6度目の更新が行われました。
20220328b.jpg20220328a.jpg<表彰式の様子>

その後、昨日の夜のお勤めが最後となった、警備を担当してくれた刀根さんのお別れのご挨拶がありました。
刀根さんは十年以上も休館日や夜の美術館を守ってきてくれましたが、独特の調子でとばす無線がチャーミングでなかなかの人気者でした。最後のご挨拶では、「同じ部署のスタッフの皆さんたちが、"うちの子たちがもうすぐ行きます"など、"うちの子"という言い回しに、なんだかココらしいな、という感じを受けてました」と言いながら涙ぐみ、涙のお別れとなったのでした。
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朝から喜んだり泣いたりと、今日はなかなか忙しい朝のスタートをきったのでした。


3.29(火)

・カフェデッキは、桜がちょうど見頃です。昨日から、春休み特別企画として、ドングリカステラを館内のテイクアウト窓口で扱うことになりました。来週までの期間限定ですが、毎日ドングリカステラのいい匂いがバックヤードにただよっています。
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3.30(水)

・桜を見上げて皆が上を向いてる時に、毎日お客さまの足元を気にして下を見ているスタッフは、ささやかでけどかわいらしくほころんだ花たちを発見しています。20220330a.jpg
一方、アトリエでは、財務経理チームも仕事の合間に外に出て一休み。なぜかやたらと真剣にツクシを探していました。
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3.31(木)

・今日で3月も終わり。閉館後に外の看板を梨子木くんが取り替えています。明日からは宮崎さんの描いたパネルも土星座に登場する、『水グモもんもん』が上映になります。
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